アルコール依存症:Noutiブログ

脱アルコール依存症の病気:のうてぃ思考のNoutiブログ

今日1日だけ、依存症者の領域に踏み込まないこと!元アルコール依存妻のうてぃが、依存から自立へライフチェンジを目指す日々。自立して生きることを始めよう。Think Simple。

最近の気づきー全体の中の一人であるという意識

私の中にあった特徴の一つに、自分の異なる背景や理解を持つ人に対して、なかなか寛容になれなかったということがあります。

 

もちろん他人に対しては、世間体があるのでおとなしくしていたりもするんですが、夫に対しては、それがすごく顕著に表れてしまって、非常に攻撃的になってしまって、自分を押し通そうとすることが何度もありました。

 

もともとそういう性質を持っていたのに、夫のアルコール依存症という病気になったことで、ますます私がその立場をとることを優位にさせてしまって、自分の支配的な傾向というのが、顕著に表れていたなという風に思います。

 

今思うと、夫はそもそも男であり、また環境も全然違うようなところで育った人であり、そういう人間が、私と異なる考え方、価値観、理解を持っていても非常に当たり前のことなのに、それを受け入れなかったっていうのは、非常に幼稚であったなと感じます。

 

私は今自分の人生において、自分の心が平安であること、また感謝とか愛とか、そういったものに非常に重きを置いています。

 

なので、何か意見の対立になった時には、自分の意見を主張したりとか、相手が間違っていたり、自己防衛に走る代わりに、人生の見方は様々であるということ、私とその相手はただ単に違う考え方を持っているに過ぎないということ。

 

不必要に、自分の考えを卑下したりとか否定したりとか、逆に相手の考えに批判的になったり、攻撃的になったりということを避け、自分も全体の一人だということを意識し、平安の中にとどまるように努力しています。

 

自分の思い通りに人生を進めてきたことが、そんなにも間違いのなく、完璧なものであったのかというと、全然そうではなくて、今思うとアルコール依存症との夫の関係においても、本当に後悔するようなことはたくさんあります。

 

なので、この病気を通して、自分が考えている「このようになればいい。」「こういう考えが正しい。」と思うことを、謙虚に疑うということを意識しています。

 

そして、たとえ明らかに相手の過失があることや、相手に間違いがあることだとしても、私は相手の責任をとる必要がない。相手を正してあげる必要もないことを思い出すようにしています。

 

そうでないとすぐにお節介が入ってしまったりとか、いちいち相手の責任をとってしまおうとする癖が出てしまうからです。

 

また、周りの人たちの助けに対しては、もう少しオープンな気持ちを持って接していきたいと思います。私は自分自身が全部自分で一人でやってしまおうとするところが非常に大きくて、周りに助けをしてくれる人がいても断ってしまうんです。

 

けれども、自分のやってる仕事が多すぎると感じる時は、素直に助けを求め、些細なことでも、人の助けを借りながら支えあって生きていく。全部自分でやろうとしない。それによってパンクしないということも心掛けています。