アルコール依存症:Noutiブログ

脱アルコール依存症の病気:のうてぃ思考のNoutiブログ

今日1日だけ、依存症者の領域に踏み込まないこと!元アルコール依存妻のうてぃが、依存から自立へライフチェンジを目指す日々。自立して生きることを始めよう。Think Simple。

怒っている時の顔はガン見しない

アルコール依存症者が、ものすごい勢いで怒っている時、顔のガン見はNGです。

 

というのも、精神衛生上良くないからです。

人の表情というのは、心に残ります。

 

アルコール依存症者が狂ったように怒っている時、鬼の形相です。リアルに怖いです。この世の中に、こんな怖い人がいたのかと思うくらい怖いです。

 

まして、それが家族で普段接している人なら、普段の穏やかな表情とのギャップに苦しみます。

 

私の夫が、私の妻が・・・なんてことに・・・になってしまいます。

 

顔のガン見は絶対にNGです。(睨みつけるなんて、論外です。Noutiこれ、やっていました。)

 

とはいえ、無視もできないので、Noutiはよく、顔の方を見ているけれど、その先を見ていました。

 

人間って、見ているけれど、見ていないっていうことできるんですよね。例えば、今、テレビの方を見ようとして、顔も視線もそっちに向くけれど、実は見ていない・・・これきっと出来ると思います。

 

私は詳しいことはよくわかりませんが、見るというこう言うはやっぱり脳が見ているのであって、目が見ているわけではないようです。

 

だから、たとえ目に映っていても、脳でしっかり認識をしないでおこうとすれば、クリアな視界にはならないんです。

 

怒っている時にはこの「見ている時けれど、見ていない」を適用します。そうすると、見たくもない怖い顔のデータを心に蓄えることを避けられます。

 

ちなみに、これは少し応用編ですが、怒っている人を前にしている時、やっぱり自分自身もかなり表情が硬くなってしまいます。

 

もちろん、アルコール依存症者の狂気の沙汰を前にして、自分の顔を鏡で見ることはできませんから、どんな表情をしているかは、はっきりとわかりません。でも、普通にしていれば、決して感じの良い顔のはずがありません。

 

おそらく、ブスッとした顔か、口角が下がって、不安そうになっているか、怒っている顔か、がっかりした顔か、とにかく、アルコール依存症者の影響を少なからず受けています。

 

だから、アルコール依存症者が怒っている時は、むしろ口角をあげて(笑うんじゃなくて)、普通の顔になろうと意識します。

 

アルコール依存症者は、ブスッとした顔を見て、それにもイラつきます。基本は自分を責めているのがほとんどですから、自分の怒りによって、相手も嫌な気分にさせてしまっているとなると、ますます自責の念を深めて、ますます攻撃してきます。

 

だから、怒り狂っている時は、「普通の顔」を意識するといいです。

 

Noutiは非常に感情が顔に出やすい人でした。だから、以前は、夫が怒っていた時に、こっちも負けないくらい睨みつけていました。

 

それがだんだん、少し怒っている、嫌〜な感じの顔になって、今は、夫の前ではびくともしないように気をつけています。

 

ちなみに・・・落ち込む時は一人で落ち込みます。

 

アルコール依存症者の前で落ち込むのは、本当火に油を注ぐようなものだからです。これ、アルコール依存症者に気を遣っているわけでは全然ありません。

 

余計な問題を増やしたくないから、全部自分のためです。

 

ワーワー泣いていても、アルコール依存症者が帰ってきたら、ピタリと止めます。歯を食いしばってでも、止めます。

 

涙だけは自然に流れてくる時は、あくびしたかのようにごまかしながら、手で拭います。

 

ワーワー泣くときも、アルコール依存症者の前ではしません。自分の「悪い」感情の起伏を、本人に見せることは、デメリットは沢山あっても、メリットはないからです。

 

ということで、顔はガン見しないから始まって、ちょっと余計なことも書きましたが、アルコール依存症者に自分の表情まで奪われないように、ブスッとしすぎて、本当に醜い人にならないように、Noutiは自分の表情を守ります。

f:id:lifeinnow:20190212213324p:image