アルコール依存症にビビっていました
Noutiはアルコール依存症の夫にビビっていました。
ビビっていたから、自分の思いを押し殺していました。自分のしたいことをせず、かえって自分のしたくないことをしていました。
夫は寂しがり屋でした。
酔っ払って、ベッドに一人で向かって、しばらくすると、私の名前を呼んできます。
でも、Noutiは行きたくありませんでした。
理由は様々です。
単純にまだ寝るしたくが整っていなかったり、
他にやることがあったり、
というか、そもそも勝手に一人でベッドに向かって、そのタイミングで相手を呼ぶと言う夫本位に合わせるのに疲れたり・・・。
でも、Noutiはビビっていました。
呼んで、呼ばれて、反応しなかったら、夫が暴れるのではないかとか、怒るのではないかとか・・・そうやってビビって、結局自分はやりたくもないのに、夫のタイミングで呼ぶ声に従っていました。
21世紀です。
大奥でも、ラストエンペラーでもないんです。
夫の一言「お呼び」がかかって、ビビって反応しなきゃいけない理由なんてどこにもありません。
第一、相手は酔っ払いです。
アルコール依存症は、アルコールにも依存していますが、人にも依存します。特に夫婦関係だと、その依存の仕方が謙虚です。
で、そういう依存に、妻はビビってしまうんですね。
Noutiは本当にビビリでした。
夫を恐れていました。
DV被害者と同じです。
ビビるのは本当に、心にも体にもよくないです。ビビり続けると、必ず鬱になります。だって、ビビるっていうのは常に緊張状態です。疲労なんです。常に心をピンと張っている感じで、限界までいって、弾けてしまうと鬱になります。
そうするとイライラしてきたり、やる気なくなったり、なんで人生生きているんだ?みたいな良からぬ考えも浮かんできて、次第にアルコール依存である夫にも敵意が湧いてきます。
ビビるって本当不健康です。
ビビるのをやめるためには、クソみたいに扱われていることに、Noとすることです。
そのためには、我慢をやめる。
自分を大切にする。
怖いかもしれないけれど、別居なり、実家に戻るなりの大きな変化の一歩を出すこと。
やりたかった仕事に変えること。
ビビるのやめましょう。