本音を言えなかったNouti
Noutiは、夫のアルコール依存症のことを誰にも言いませんでした。
でも、Noutiのやってきたことは、随分と回復の遠回りだったと思います。
Noutiは結局、ずっと隠していました。
家族にも友達にも。
人と会う時は、平気でいい夫婦を演じていました。外では仲の良さそうな夫婦、家の中では地獄です。
そんなことをし続けていたから、Noutiのこころはどんどん重くなりました。
今、思うと、いったい何だったんだろう?と思います。
プライドか、見栄か、恥か。
多分、色々なものが複雑に絡まりあっていたんだと思います。
Noutiが勇気を出して、「助けて!」と言った時、人はどんな反応をしたんだろう?
助けてくれる人は絶対にいたはずなのに、Nouti自身が助けを求められなかったんです。
助けを求めない人を、人は助けることはできないんですね。
一人で何もなさそうに街を歩いている人が、その心の中はどれだけ傷を抱えているか計り知れない・・・。
今日の笑顔が明日の涙に。
今日の涙が明日の笑顔に。
Noutiは本当に「助けて!」を言えなかった。
人からどう思われるかも随分気にしていました。
本音を言えないのは、辛かったです。
表向きは笑っていても、心の中では泣いていました。
Noutiブログをやり始めてから、同じ経験をした人が、声かけてくれるようになりました。
Noutiはとっても嬉しかったです。
自分の弱さをさらけ出した時、人は、そばにいてくれました。
共感してくれる人がいました。
他の何よりも、「あなたの気持ち、わかるよ。」と言うその一言が、Noutiを癒してくれました。
感謝。