アルコール依存症:Noutiブログ

脱アルコール依存症の病気:のうてぃ思考のNoutiブログ

今日1日だけ、依存症者の領域に踏み込まないこと!元アルコール依存妻のうてぃが、依存から自立へライフチェンジを目指す日々。自立して生きることを始めよう。Think Simple。

ちゃんとコミュニケーションとってる?

アルコール依存症との会話って、
相手がアルコール依存症って思っている時点で、
どこか、会話がテキトーになっていたり、乱暴になっていたりしないですか??

Noutiはめっちゃくちゃなっていました(笑)

 

というか、相手がアルコール依存症だから、何度も同じことを言ったり、声もでかくなっていました。あと言い方もすごく乱暴でした(笑)。

 

でも、Noutiのこうしたテキトーで雑なコミュニケーションって、本当にすごく間違っているってわかりました。

 

今回の記事はそのことについて書きます。

〜〜

アルコール依存症って、別に四六時中、頭狂っているわけでもないのに、家族側はおかしかった時の記憶を引き伸ばして、普通に会話すればいいだけのことでも、どこか前提がおかしくなっちゃうんです。構えてしまうというか、怒りを先取りするというか・・・。相手が、アルコール依存症との会話って意識するだけで・・・。

なんなのでしょうね、なにか最初から守備みたいな。

攻撃されること、しつこいこと、粘り強いこと、うるさいこと・・・それらのことが全部わかっているから、最初から阻止しようと構えてしまうんです。

実は何にもないただの会話なのに、応答の仕方が、すごく乱暴だったり、強気だったりするんですね。

で、アルコール依存症者って、ほぼ100%と言っていいくらい、相手に強く出られると、抵抗するわけ。ただでさえ、いつも自責の念でいっぱいだから。

アルコール依存症者は、家族に強く出られたら、「もうやばい!」ってなって、めっちゃ抵抗してきます。その結果、家族側がちゃんと脳内でイメージした通りの、攻撃されること、しつこいこと、粘り強いこと、うるさいことが起きちゃう・・・ってわけです。

 

つまり、テキトーなコミュニケーションをしようとするから、逆に面倒臭いことに巻き込まれて、イライラしちゃうってこと。

元ネタどっち作ってる!?家族側じゃん!ってこと。

 

じゃあ、どうすればいいかって言ったら、テキトーなコミュニケーションをするのをやめて、ちゃんとコミュニケーションをとる・・・それだけ。

相手はアルコール依存症で、アルコール依存症との会話ってしないで、父との会話、夫との会話、息子との会話にする。

それだけですごい変わる。

少なくとも、Noutiはすごい変わりました。Noutiなんて、めちゃくちゃ構えて、会話していたから、最初から怒りモードだったりしていました・・・。すぐキレるって、普通に考えておかしいですよね。

「今日のご飯何?」って聞かれただけなのに、相手が酔っ払いだからって、

「だから、カレーライスだよ!!!!!💢」ってやっぱりおかしいよね。

相手からしたら、ご飯何?って聞いただけじゃんってなる。


「もう寝よう!」って言われただけなのに、

「寝れるわけないでしょ!!!」もおかしいよね。
相手からしたら、一緒に寝たいから、誘っただけなのに。


自分の心の奥底に、「あんたはアルコール依存症で、私に迷惑をかけやがる!!!」
みたいなのがあって、そういう思いが言葉にのってきちゃっているんだと思います。

疲れます・・・。


こんなこと繰り返していると。


Noutiは気づいてから、まともな会話をするように心がけました。そしたら、相手も実は随分とまともでした。

穏やかに落ち着いて、冷静に自分の意見を述べる。アルコール依存症でただの酔っ払いと思いきや、実はちゃんと聞いてくれて、理解してくれて、「なかなか聞き分けのいい夫じゃん!」って、自分の態度を変えて改めて気付かされました。

 

Noutiが猛省した瞬間でした。💦

f:id:lifeinnow:20200224152103p:plain