アルコール依存症:Noutiブログ

脱アルコール依存症の病気:のうてぃ思考のNoutiブログ

今日1日だけ、依存症者の領域に踏み込まないこと!元アルコール依存妻のうてぃが、依存から自立へライフチェンジを目指す日々。自立して生きることを始めよう。Think Simple。

アルコール依存症の家族が考えるサポート

先日、こんなツイートしたら、お返事もらいました。

 

頂いた、メッセージです。

 

hiroさん、メッセージありがとうございます。

今回はこのことに関連して、記事を書きたいなと思います。

〜〜

周囲の協力・・・
繋がりの重要性・・・

本当そうですよね。

以前にも、Noutiはこんな記事を書きました。

nouti.hateblo.jp

 人が回復していく中で、人との関わりって本当に必要不可欠なこと。

なぜなら、人って孤独では死んでしまうから。

でも、アルコール依存症の家族で、共依存の関係になっちゃったり、すごい苦しんでいる家族って、このサポートの仕方や繋がりがどこか歪んだ形になっているんですね。

Noutiのブログは、あくまで、家族目線です。Noutiはアルコール依存症になったことがないので、断酒の辛さも痛みも、家族の立場でしかわかりません。

だから、いつも家族の立場です。

 

なので、その立場で今回も書きますが、まずNoutiの思いとしては、アルコール依存症の家族の中に、「こうすれば」「ああすれば」=「夫(家族)は酒をやめてくれるんじゃないか」と思っている人に、まずその思いを微塵も持ってほしくない!!!という思いがあります。

その思いを抹消してほしいんです。

 

抹消です。


「自分の力でなんとかできる」っていう考えをまず抹消する。

抹消すると何が起きるかというと、何も起きません。でも、唯一、謙虚になってくるんです。

本当に抹消するには、謙虚さが求められるんです。

アルコール依存症という病気を前に、本当に何もできない!!本当に自分はこの病気をどうにかすることはできない!!と受け入れた時、無力になった時・・・・謙虚になります。

そして、謙虚になった上で、初めて本当に、「自分には何ができるのか?」と言うことが冷静に考えられるようになるのです。


何だか矛盾しているように見えて、本当にそうなんですね。

 

一旦どこか本気で、アルコール依存症には太刀打ちできない、降参、負け、お手上げを受け入れなきゃいけない・・・。

自分の力ではどうにもならないことをしっかり飲み込むこむ・・・。

 

このことは、アルコール依存症の家族にとって超のつくほど重要なことだと思います。

アルコール依存症の方にできるサポートも、支援も、協力も、その上で初めて、できるというよりも、支援そのものが活きてくるんですね。

土台が崩れていると、全てが崩れてしまいます。

本当に自分が無力であることを受け入れていると、「何もしない協力」という選択肢も実はあるんだと分かってきます。

そうすると、もっと、手を離して、もっと信頼して、もっと信じて、もっとリスペクトすることもできるようになってきます。これだってすごい大きなサポートです。

でも、全ては家族の中で、「この病気について私には本当に何もできない!」を受け入れてから始まるものなのです。

 

手放しましょう。
Noutiも手放します。

 

nouti.hateblo.jp

 

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