アルコール依存症:Noutiブログ

脱アルコール依存症の病気:のうてぃ思考のNoutiブログ

今日1日だけ、依存症者の領域に踏み込まないこと!元アルコール依存妻のうてぃが、依存から自立へライフチェンジを目指す日々。自立して生きることを始めよう。Think Simple。

真面目になるな

アルコール依存症の家族は、
アルコールの問題を責めたり、怒ったりしてはいけないと言われています。

 

これを真面目に取り組む人は、

「ダメだ、ダメだ。言っちゃいけない。怒っちゃいけない。責めちゃいけない。」

って自分の中で念じます。

 

ダイエット中での人が、

「ケーキは見ちゃいけない。食べちゃいけない。」
って念じているような感じです。

 

また、別の真面目な人は、

「怒っちゃいけない。責めちゃいけない。私自身が変わらないと。まずは私。」
って自分の中で、一生懸命自分自身に向き合おうとします。

 

人間関係につまずいた高校生が、
「彼氏の悪口を言っても仕方ない。嫌われたのには、私にだって問題がある。」

って自分自身に向き合おうとしているような感じです。

 

どっちもしんどいと思います。

 

「しちゃいけない!」って思えば思うほど、反動的に、「したい!」が強くなちゃうし、しちゃいけないことにばかり注目してしまいます。

 

ケーキのことばかり考えていたら、ケーキ食べないなんてほぼ不可能です。

 

それに、何でもかんでも、自分のせいみたいにするのも、めちゃくちゃ重いです。
もし、彼が浮気したなら、やっぱり浮気=適当な人でいいと思います。

 

そこに、そうされる自分にも問題があるの、悪いのは自分だの歪んだ自責は自分を破滅に追い込みます。

 

Noutiも両方とも考えたことありました。

でも、どちらの考えも、どこか「頑張る!」って思いがあって、力んでいる感じでした。

 

だから、結果疲れました。

 

疲れるから、結局は一番自分が望んでいないことをしてしまうんですね。

 

相手を責めたり、怒ったり、また自暴自棄になって、自分が大嫌いになって、死にたくなったり・・・。

 

不器用な生き方だなと思います。

 

家族にアルコール依存症がいるなら、「真面目さ」はとっとと捨て去った方が賢明です。真面目に向き合えば、どうにかなるもんじゃないからです。

 

真面目に向き合ったら、間違いなく疲れます。

 

真面目に向き合おうのをやめたら、
「それでもいいところ」がだんだん見えてくるようになって、
「まっいいか」の気持ちが芽生えてきます。

 

どうあがいても、家族がどうこうできる問題じゃないからこそ、
「まっいいか」になったもの勝ちです。

 

「私がどうにかしないと!」と思っている時点で、間違いなく地獄路線です。

Noutiは地獄行き列車に何度も何度も乗って、
何度も何度も、途中下車しました。

 

真面目になるんじゃなくて、
自分自身が、自分の心に向き合い、

ずっとしたいと思っていたこと、
本当は実現したいと思っていること、
やりたいけれど、先延ばしにしていたこと、

を少しずつ取り組んでいくこと。

 

そうすると、自分が自分のこと、好きになってきます。

 

色々あるけれど、毎日を、自分の進歩のために使えているって、
すごく自己満足のできる日々です。

 

他人を通して、満足しようなんて思いをとっとと捨てましょう。

 

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