アルコール依存症:Noutiブログ

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心を強くして、乗り越えよう。Think Simple。

良かれと思った支配

アルコール依存症の本人と起きる、

さまざまな喧嘩やトラブルの要因は、

 

彼らに介入し、

彼らを支配しよう

とするときに、

 

ほぼ間違いなく生じます。

 

 

ただ、この「支配」という言葉が厄介で、

多くの場合、反応的に、

 

別に支配なんてしていない

 

という気持ちが本音だと思います。

 

 

支配?支配なんてとんでもない。

という気持ちが心の隅に隠れています。

 

 

でも、もし、アルコール依存症と口論になったり、

トラブルに巻き込まれているなら、

やっぱり、目には見えない支配の力が、

じわりじわりと及んでいます。

 

 

アルコール依存症の本人は、

支配には猛反発します。

 

 

家族側は、

 

もちろん、相手を責めていない、

もちろん、相手に対して、怒ってもいない、

もちろん、嫌味も言っていない、

 

あからさまな「喧嘩腰」にはなっていないのに、

それでもやっぱりうまくいかない…。

 

大抵の場合、家族側の、

 

良かれと思って

 

の行動が邪魔しています。

 

 

良かれと思ってしていることが、

結局は、無意識に、

相手への支配

につながってしまっているんです。

 

 

例えば、いい映画があって、

この映画を見て欲しいとか、

 

健康に良い食べ物があって、

この食べ物を食べて欲しいとか、

 

怪我をしてしまっているから、

このサポーターをつけたらいいとか。

 

別に悪気も何もないし、

嫌味も何もない。

 

むしろ、良かれと思って

いいことだと思ってしているんです。

 

でも、アルコール依存症の本人には、

うまく届きません。

 

あからさまに反発されなくても、

 

家族の「良かれ」に、

家族の望む「応じ方」をしてくれません。

 

もしくは、 

 

タイミングがずれているために、

拒絶されてしまっています。

 

こういう状態になると、

家族はそれまで、思いもしなかった、

しようともしていなかった、

 

支配

 

の気持ちが芽生えて来ちゃうんです。

 

 

心の中で、相手に対して、

「なんで?」

「どうして?」

と思い始めます。

 

 

良かれと思ったこと

に対して、

 

どこか理想通りに進まないから、

イライラの種が疼き始めるんです。

 

もう、そうなったらアウトです。

 

 

アルコール依存症の家族にイライラしたら

どこか支配的になって、

どこか自分の思い通りにならないことに、

欲求不満になり始めているので、

相手との関係は、当然うまくいきません。

 

良かれと思ったことは、

「善意」という着ぐるみで囲まれたガンです。

 

良かれと思ったことを、

相手に対して、

貫き通そうとしたら、

 

間違いなく、

「支配」というガン

が現れてきます。

 

そうなったら、

良かれと思ったことも何も、

全く木っ端微塵に吹っ飛び、

ただの虚しいバトルが続くだけです。

 

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他人を支配するのではなく、

しっかりと会話をし、

相手の合意があって、

はじめて、物事が進みます。

 

もちろん、アルコール依存症は、

その会話すら難しくさせます。

 

その時は、

一度離れて、タイミングを待つ

ことです。

 

どんなに正しいことでも、

タイミングがずれていてば、

戦争になりかねません。

 

そして、一度戦争になったら、

互いの回復のチャンスをかなり先延ばししてしまう

ことになります。

 

 

1日や2日で解決しないといけないことなど、

大してありません。

 

 

良かれと思っていることが、

今日、明日実現しなくても、

そんなに大きなことではありません。

 

 

もし、大きなことと思っているなら、

もう既にかなりプレッシャー状態になっています。

 

まずは、相手云々の前に、

 

自分の落ち着きを取り戻すことを第一です。

 

 

自分の心に落ち着きがあり、

余裕があれば、

 

良かれと思ったことは、

良かれのままで維持できます。

 

自分の心に落ち着きがあり、

余裕があれば、

相手を無理やり支配しようとして、

 

結果的には泥沼の戦いになってしまう・・・

 

なんてことを避けられるのです。