怒りたいか怒りたくないのか

Noutiは、

自分の気持ちすら思い通りにできないのに、

他人を思い通りにしよう

としていました。

確かなことは、

他人を思い通りにしようとしている間、１００％自分は、自分自身に思い通りにはなっていません。

勘違いしやすいのが、

他人を思い通りにすることさえできれば、自分も思い通りにできる

と思ってしまうことです。

これは嘘です。

自分すら思い通りにできないから、

他人を思い通りにしようとすることで、

自分に向き合う現実から逃避

しています。

そもそも、

他人を思い通りにする・しないの選択肢

が自分に与えられていると思うことが、

勘違いの始まりです。

する・しないの選択肢が与えられている中で、

「他人を思い通りにしてはいけない」と自分に言い聞かせているのなら、

どこか、

「他人は思い通りにできる（のに、しない）」

という考えがまだ潜んでいます。

自分では気づかず、無意識でも、

心の奥深くで、

他人は思い通りにできる

と考えていることに間違いがあるのです。

他人は思い通りに出来ません。

でも、自分だったら、自分ごとだったら、

自分を思い通りにしよう

と努力することはできます。

もし、本当は怒ったり、

嫌味言いたくないのに、

怒って、嫌味言っているなら、

自分の人生を思い通りに出来ていません。

自分を思い通りにするというのは、

心で感じていることを、

その通りに実行していくことです。

本当は△△したい、

〇〇でありたい、

✖︎✖︎をやめたいの、

△△、〇〇、✖︎✖︎を

実行していくことです。

怒って気分を台無しにしたくないなら、

怒るのをやめて、立ち上がること。

悪いことばかり考えて、

不機嫌になりたくないのなら、

考えるのをやめること。

本当は赦したいのなら、

赦すこと。

自分を思い通りにする、

このことに努力し始めます。

自分を思い通りにするコントロールを、

他の誰にも渡してはいけません。

怒りたいのか、怒りたくないのか。

自分の気持ちに正直になって、

自分を思い通りに扱っていく。

毎日はその練習です。