飲みやがって！の理解をやめる
０歳の子供に歩けと言って、
歩かないから、ブチ切れているのは、
ただのバカ。
アルコール依存症が、
酔っ払い状態の時に、
まともな行動できないから、ブチ切れるのも、
ただのバカ
と気づくまで、Noutiは随分と時間がかかりました。
ちなみに、どうでもいいですが、
民法上では、泥酔で、意思能力を欠く状態で契約を結んでも、無効になります。
つまり、
判断能力のない子供
と同じなんですね。
でも、アルコール依存症って、
やっぱりどうしても、
お前が好きで飲んでるじゃん！！！
ってところが抜けないのだと思います。
だから、そう理解しちゃうから、
０歳の子供の話とはわけが違う。
ってなっちゃうんでしょうね。
０歳の子供が歩けないのは、
身体能力がないから。
つまり能力不足。
アルコール依存症が、
まともな行動ができないのは、
意思能力がないから。
つまり能力不足。
やぱり一緒。
でも、アルコール依存症には、
お酒を飲まない選択肢もとれるくせに、
飲みやがって！
みたいな思いが家族側にある。
０歳の子供には、
歩けるくせに、いつも寝転んでいやがって！
にはならない。
本当に歩けないって知っているから。
だから結局は、この部分。
つまり、家族は、
本当に、やめたくてもやめられないんだ。
アルコール依存症はそういう病気なんだ。
って思えない。
だから、いつまで経っても、イライラする。
アルコール依存症によって、多くの人が命を落としているのも事実だし、
アルコール依存症でも、多くの人が回復しているのも事実。
断酒し、断酒し続けられるのか、
Noutiにはわかりません。
が、
少なくとも家族は、アルコール依存症には、
お酒を飲まない選択肢もとれるくせに、
飲みやがって！
ではなくて、
本当にやめることができないんだ
と理解してあげていた方が、色々なことがスムーズにいきます。
どっちの理解をしようが、
家族側がアルコール依存症をどうこうすることはできません。
そうなると結局、
選択なんです。
自分がどう理解するか。
自分がどう理解し、どう向き合うか。
自分の世界は、結局は自分の考え方と物の見方によって、作られていくんです。
