アルコール依存症:Noutiブログ

脱アルコール依存症の病気:のうてぃ思考のNoutiブログ

今日1日だけ、依存症者の領域に踏み込まないこと!元アルコール依存妻のうてぃが、依存から自立へライフチェンジを目指す日々。自立して生きることを始めよう。Think Simple。

ただ生きる勇気

アルコール依存症の家族が、

自分自身に向き合おうとするときにぶつかる壁の一つに、

わかっているけれど、できない

とか、

わかっているけれど、なかなか変えられない

とかあると思います。

 

Noutiにも、たくさんこの壁にぶちたりました。

 

このわかっているけれど・・・

にぶち当たると、必ず、方法を求めちゃうから、

どうすれば、変えられるだろう?

とか、

どうすれば、行動できるだろう?

とか手段や情報を探してしまいがちです。

 

一見、前向きだけど、

この方法や手段を探すのって、

結構、しんどいんですよね。

 

アルコール依存症の治療がうまくいった人は何をしていたとか、家族にアルコール依存症がいたのに、うまくやれている人は、どうしているのだろう?

とかとか。

 

そうやって、どうしてもできない自分を

 

他のもの(他人)

によって、変えようとするんです。

 

これって、

アルコール依存症の夫にガミガミいう妻と同じ行動ですね。

 

夫を妻によって変えようとする。

 

本人じゃなくて、他人(他のもの)によって変えようとする。

 

依存的な人

つまり、

周りに頼って、周りによって自分の存在価値を高めようとしている人

は、この傾向がすごくあります。

 

Noutiはずっとそうでした。

 

自分自身すら思いのままにならないのに、

この自分を、

 

誰か変えてくれー!!!!

 

って、ずっと叫んでいたんですね。

 

変わるわけ無いです。

 

だって、一番コントロール力持っている自分が、

変わることを放棄しているんだから。

 

Noutiの根本に、

自分ですら、自分で変えられない

って思っていたから、

 

アルコール依存症の夫にも、

当然彼自身で変わるはずがない

と気づかないうちに思い込んで、

 

あれしろ、これしろ、こうしたらいい、ああしたらいいっていつも言っていたんですね。

 

でも、よく考えると、

超がつくほどおかしい

ですよね。

 

自分すら変えられないNoutiが、

他人のことをあれこれ言うなんて。

 

まあ、他人のことをどうこうしようとするのは、

コントロールしたい性格もあるから、

一旦置いておいて・・・

 

自分のことすら変えられないこと。

 

これはやっぱり、

変えていきたい。

 

気づいたことは、

わかっているけれど、できない

とか、

わかっているけれど、なかなか変えられない

って言っている時って、

 

 

絶対、

絶対、

絶対、

 

何か

魔法の杖

を待っている時なんですね。

 

つまり、

待ちの姿勢。

 

いつか、どこか、何か、

それらを解決するものが出現する、出会える、

もしくは自分がそういう状態に成長する

 

って勘違いしているんです。

 

そこに自分はないんです。

 

勘違いがいつもあるから、今日の自分は無理でも、明日に希望をおく。

 

一見、ポジティブで、希望に溢れているみたいだし、成長意欲が旺盛のようだけど、

 

でも、実際は、

ただ魔法の杖を待っているだけなんです。

 

あーあ。

 

だから、1年経っても、2年経っても、10年経っても、結局、同じ問題にぶち当たる。

 

同じ悩みを抱えることになる。

 

じゃあ、どうすればいいの?って…。

 

結局は、

勇気

なんだと思います。

 

わかっていることをする勇気。

分かってないことを認める勇気。

自分は既に大丈夫だと知る勇気。

色々足りないように見えるけど、それでオッケーと思う勇気。

 

なんやかんや言って、

色々な人が色々なことを言ってくるかもしれないけれど、

今の自分でオッケー、大丈夫

って受け入れる勇気。

 

結局は、

わかっているけれど、できない

とか、

わかっているけれど、なかなか変えられない

こと、

できなくても、変えられなくても、自分には価値がある

って自分がちゃんと思える勇気。

 

生きる意味とか、

自分の価値とか、

自分の役割とか、

難しいこと考えるのをやめて、

ただ生きる勇気!

 

これがすごく大切だと思います。

 

ただ生きる

と聞いただけで、

どこか反発したり、そんなバカなって、

こうどこか、すぐに意義とか求めてしまうから、

また難しくなってしまう。

 

 

ただ生きる勇気

すら、そもそもないのに、

それ以上のことができるわけがない。

 

だから、

難しいこと考えて、

壁にぶち当たったら、

 

考えるの全部やめて、

ストップさせて、

ただ生きる勇気だけ出していく。

 

自分しかいない自分を、

自分が十分にちゃんと面倒を見てあげるなら、

 

他の人どうこうとか、

他の人によって、自分変えてとか、

そういう思いは、どうでもよくなってくる。

 

だって、

別に他の人いなくても、

自分がちゃんと面倒見てあげているから。

 

アルコール依存症は、アルコールに依存だけど、

そうでない家族も、随分と他人や他のものに依存していたってこと。

 

ただ生きる勇気!!

発動していきましょう。

f:id:lifeinnow:20201005104959j:image