私も依存症です。
前回の記事で、
依存的な人
つまり、
周りに頼って、周りによって自分の存在価値を高めようとしている人
と言うことを書きました。
Noutiにはこの傾向がすごくあって、
この「周り」に夫がしっかり入っていたんです。
基本的に、依存的で、
周りに「頼っている」から、
（頼るというのは、物理的に頼るではなくて、精神的に頼るという意味。例えば、他人にすごいと思われたいから、勉強を頑張るとかも同じような感じ。）
この「周り」はやっぱり、
立派なもの
でないとダメなんです。
そりゃ、そうです。
依存的な人は、
周り＝自分
だから、
もちろん、
周り＝立派なもの＝自分
になりたい。
東京大学に行く理由が、
もっと勉強をしたいからではなく、
東大だから!
って言うのも同じようなもの。
「周り」がちゃんと東大ブランドを認めているから、その「価値」に依存できる。
周りに頼って、周りによって自分の存在価値を高めようとしている人
にとって、「周り」の価値はめちゃくちゃ重要なんです。
で、「夫」も、もちろん「周り」にしているから、
立派な夫
でないといけないんですね。
立派な夫
であって、夫を誇れて、
初めて、
自分すごい！
ってなれるから。
そりゃ、夫、しんどくなります。
だって、日々プレッシャーにさらされているようなもの。
依存的な人は、いつも家族に変化を求めるし、
結構なハイスタンダードを要求します。
それこそが、
自分を自動的に高めてくれるもの
と思い込んでいるから。
依存的な人の問題は、ここにあると思います。
つまり、
自分は変わらない
んです。
前回の記事にも書きましたが、
待ちの姿勢
なんですね。
人でも、肩書きでも、ものでも、
ブランドでも、なんでもいいけれど、
周りによって自分の価値を高めよう
とする。
だから、周りが整わないと、
周りが思うようにならないと、葛藤する。
で、恐らく、
葛藤を抱えたまま死にます。
多分。
すごく、不安定な人生だと思います。
周りが変わるなんて、全然保証ないのに、
求めちゃってるから、
ハイリスクすぎます。
で、全然ハイリターンでない。
どんだけ、周りをキラキラにしても、
自分の孤独、嘘、葛藤、憎しみ、不安、恐れ・・・
そんなものは「周り」によっては取り除けませんってこと。
その証拠が世の中には溢れているのに、
それなのに、それなのに、
まだまだ「周り」に依存しちゃう。
アルコール依存症の夫にイライラしまくっていたNoutiは、いかに自分が依存的かに気づかされました。
もうね、変える気ないんです。自分を。
変わる気ないんです。自分から。
これ、認めちゃいました。
そうしたら、
なんで変わらないの！？？？
って質問、すごくバカみたいってことに気づきました。
だって、そりゃそうだよ。ってなったから。
変わりたいのに変われない人
間違いなく依存的だと思います。
つまり、
依存症です。
