アルコール依存症の夫は階段から落下しました

久しぶりのカテゴリー「エピソード」です。

最近、カテゴリーの「考え方」とかばっかり書いていたので、

エピソード、ちょっと新鮮です。

エピソード、リクエスト多かったら、もっと沢山あるので、

書いていきます＾＾

では、いきますー！

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

Noutiの夫は、

階段から落ちた

ことがあります。

笑

笑

いや、笑っちゃいけないとは思うけれど、

この話、笑うしかないんです。

夫が寝ようと２階の寝室まで行こうとした時のこと。

Noutiはその時、歯を磨いていました。

そしたら・・・

ど

どどど

どどどどど

バーン！

って。

あ〜、地球は重力があるんだな〜

って思いました。

夫、２階まであと一段というところから、

下まで真っ逆さま。

Nouti目撃はできていないんです。

音だけです。

階段数にして、１３段を落ちました。

しかも背中から。

後ろから。

よくある、降りようとしていたら、

滑って、階段から落ちたじゃなくて、

登っている途中に、

急降下。

逆よ逆。

こんなのある！？

階段は、下から３段だけ、カーブしているので、

そこでカーブがかかったのか、

Noutiが見た時、夫は、

仰向け。

足と背中はすっかり丸まって、

首が変な角度になっていました。

頭は壁に打ち付けている様子。

壁は頭の形に丸く凹んで、

頭の横２センチに、ドアを止める金具がありました。

金属の金具です。

この金具が、わずか２センチずれていたのを見た時、

あ、もうすべてOKみたいに瞬間、なりました。

だって、

これが、頭に突きささっていたら、終わっていたな〜

だからです。

おそらく、頭にぶっ刺さって、脳みそやられて、

ICU直行。

意識不明の重体か、

最悪、脳死か、

よくて、神経麻痺の半身不随か。

もしくはもっとよくて、車椅子か。

そんな感じだと思います。

でも、

でも、

でも、

あまりにも打ち所がセーフだったのか、

血すら出ませんでした。

あ〜〜〜

う〜〜〜

お〜〜〜

とかずっと言っていました。

Noutiは歯を磨いていたので、

口の中には歯磨き粉がいっぱいあって、

「手貸そうか？」

と聞いて、

あ〜〜

う〜〜

みたいな状態だったので、

「ちょっと、歯磨き終わらせるね。」

と言ったら、

「あ〜〜」

とか言っていたので、

とりあえず、歯磨きを終わらせました。　

そして、しばらく経って、夫は、

はいはいしながら、２階まで登っていきました。

ベッドに横になって、

「あ〜」

とか言いながら、スヤスヤ寝ました。

Noutiは、

「すごいな〜この人。」って思いました。

だって、１３段、背中から落っこちて、

あ〜

とか、

う〜

なんて。

Nouti、救急車呼んでないんだ・・・・って。

Nouti、血の池みたいなのふいてないんだ・・・って。

映画の見過ぎかもしれませんが。

寝てるよ、夫・・・

って。

夫、

すごいな〜

守られているんだな〜

愛されているんだな〜

って思いました。

いや、本当に。

Noutiはその日、超がつくほど冷静でした。

翌朝、夫は、

ああ、足首と、腕が、ああああああ

とか言っていましたが、

この人、病院にいないんだなって。

ってか、生きている。

って。

まあ、階段から落ちたくらいで死なないかとは思いますが、

酔っ払いの状態で、

ほぼ、無防備で、

酔っ払っているから、

落ちた時に初めて落ちたと気づくくらいの、

意識朦朧の中で、

よく、生きてるな〜

って思いました。

夫に、

「今幸せ？」

って聞いたら、

「頭も痛いし、

腕も痛いし、

足首も痛いし、

身体中痛いがら幸せじゃない。」

というので、

「何言ってんの、今、ICUにいなくて、

意識もあって、昨日死んでてもおかしくないのに、

普通に喋っているなんて、ラッキーすぎる以外の何でもない。

幸せすぎやろ。」

ってNoutiは言いました。

笑。

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