アルコール依存症:Noutiブログ

脱アルコール依存症の病気:のうてぃ思考のNoutiブログ

今日1日だけ、依存症者の領域に踏み込まないこと!元アルコール依存妻のうてぃが、依存から自立へライフチェンジを目指す日々。自立して生きることを始めよう。Think Simple。

「落ち着き」について

感情的に大きく反応してしまうということは、

Noutiの問題の一つでありました。

 

出来事を出来事のままにしておくことができず、

出来事に対して見出す解釈や意味によって、その出来事が、

とてつもなく絶望的で、

自分の人生において全く光が見えないものに、

Nouti自身が変えてしまっていました。

 

他人の問題を手放しなさい

と言われても、そもそも、どこまでが自分の問題で、

どこからが他人の問題かという境界線自体が、分からなかったから、

手放しようになく、曖昧さの中で、不安になり、

余計にしがみついていたんだろうと思います。

 

アルコール依存症者が、

飲んでいようがいまいが、落ち着き持つ

というのはとても大切なことですが、

やはり変化に弱いのが人間です。

 

恐らく、

アルコール依存症者が飲み続けている時と、

アルコール依存症者が断酒し続けている時に、

落ち着きを持つということは、比較的簡単にできると思います。

 

問題は、変化が起きた時です。

 

飲み続けていたアルコール依存症者が、断酒を始めた時

断酒をし続けていたアルコール依存症者が、飲み始めた時

この2つの時に、家族の心は大きく揺るがされ、

時に落ち着きを失いがちになってしまうのではないでしょうか。

 

落ち着くということは、

いい時も悪い時も落ち着くということです。

 

平時でも、戦争があっても、

落ち着くということです。

 

そんなバカな!と感じてしまうかもしれませんが、

「心の落ち着き」というのはそういうものだとNoutiは思います。

 

自分には変えることのできないことが、

外部では絶えず繰り広げられる。

 

でも、自分の心の内部は、

自分でどのようにも変えることができる。

 

落ち着きとは、まさに心の状態であり、

自分の内部である心を揺るがさない、

どんな時も「落ち着き」を選択する、心の態度だと思います。

 

もしかしたら、外部では、

今日大きな変化が起きるかもしれないし、

明日大きな変化が起きるかもしれない。

 

それは、自分の想像を超え、自分の思いと関係なく引き起こされます。

 

どのような変化がいつ、どんな形でもたらされようと、

心の落ち着きは誰にも奪わせない。

 

自分自身しか守ることができないものを、

自分自身で、大事に、大切に、守っていこうと思います。