人は人。自分は自分。
人に対して、
どうして?
なんで?
と思ってしまう癖は、私の中に、本当に根強く、いつも心の中に湧いてきていました。
コントロールしようにもできないほど、他人のことが気になって、気になって仕方のない自分がいたと思います。
今思うと、他人によって、自分の価値を定めるということに、すっかり慣れてしまっていたから、他人が私にとって、あまりにも重要でありすぎた!んですね。
夫だけでなく、家族、職場、友人、あらゆる人間関係において、他人を気にする自分がいたと思います。
「他人はどうしようもできないのだから、変わるのは自分だけだから!」と気合を入れたり、頭で一生懸命分かろうとしても、どうにも抜け出せなかったのは、やっぱり、
他人がいてこその自分
という、ものすごく依存的で、他人と比べ、他人の評価を求め、他人によって自分の存在をなんとか維持しようとしていた、私の弱さが力をふるっていたからだと思います。
自分を大切にすること、自分に優しくすることを始めてから、少しずつ、あんなにも難しかった、他者に対しての境界線を持つこと、他人は他人とすることが、実践できるようになっているのかなと思います。
自分に優しくとか、まずは自分を大切にとか言うと、どこか気持ち悪い感じがしたり、変な罪悪感があったり、何かダメなような気がしてしまうのは、まだうっすら残っているけれど、そんな思いは、もっともっと手放していきます。
自分を大切にすること=人を大切にしないことではないし、自分を大切にして、且つ人も大切にすることは、欲張りなことでも、無理なことでも、理想論でもなく、人間として、いたって健全で、普通のことですから。
人は人。
自分は自分。