アルコール依存症:Noutiブログ

脱アルコール依存症の病気:のうてぃ思考のNoutiブログ

今日1日だけ、依存症者の領域に踏み込まないこと!元アルコール依存妻のうてぃが、依存から自立へライフチェンジを目指す日々。自立して生きることを始めよう。Think Simple。

反応的な生き方を改める

アルコール依存症とかかわる中で、鍛えたい筋肉というか、この考えがすごく大切だなと思うことが、

「他人がすることによって、自分が不安定になることを、自分で受け入れない」

ということです。

 

要は、「反応的」にならないということです。

 

他人の信号が赤信号になっていても、自分の信号が青信号なら、進む。

 

他人に影響されるな

他人に振り回されるな

 

ということです。

 

言葉でいうのは、すごく簡単だけど、実際に実践するのはすごく難しいことがあります。

 

配偶者関係の場合は、夫は私にとって生活環境を共にするパートナーです。

同じ家に住みます。

同じ冷蔵庫を共有します。

同じ洗濯機を使い、

同じ玄関から出入りするんです。

 

夫の帰宅時間は、私に影響を与えるし、

夫の起床時間は、私に影響与えます。

 

これは、事実です。

どう考えても、夫の行動は、私に影響を与えます。

 

同時に、同じ分だけ、私の行動は、夫に影響を与えます。

 

夫婦とはそんな関係です。

だから、他人がすることは、やはり、私には影響を与えるんです。

 

でも、最初の言葉、

 

「他人がすることによって、自分が不安定になることを、自分で受け入れない」

 

については、これは、私が「どう感じるか」という話しです。

 

私の心の領域まで、踏み込むことは誰もできないというのは、またそれもそれで事実です。

 

私は、ナチスの収容所で、生き抜いた人のことを思います。どれだけ劣悪な環境でも、心の中では、心から戦争を憎み、妥協せず、生き延びることに希望を抱いた人もいました。

 

心の中でそう思うことを、ドイツ軍の兵隊は、決して阻止することはできないんです。

 

究極の自由が、心にはあるなと思います。

「どう感じるか」は、絶対に他人が踏み込めない領域なのです。

 

でも、私は弱かったです。今もまだまだ弱い自分がいます。

 

とても反応しちゃうんです。

 

相手が怒っているなら、自分も怒る。

相手が傷つけてきたら、自分も傷つける。

 

「他人がすることによって、自分が不安定になることを、自分で積極的に受け入れていた」ように思います。

 

でも、その生活はとても疲れました。

そして、十分すぎるほど、もうやりました。

 

これからもやり続ける必要はどこにもないし、第一、それは私を苦しめるだけです。

 

自ら、自分を苦しみに持っていく、「反応的」な生き方から、少しずつ離れていきたいと思います。

 

反応しそうになった時、一歩立ち止まり、自分は「不安定」を積極的に受け入れようとしていないか、思いを巡らしたいと思います。