アルコール依存症:Noutiブログ

脱アルコール依存症の病気:のうてぃ思考のNoutiブログ

今日1日だけ、依存症者の領域に踏み込まないこと!元アルコール依存妻のうてぃが、依存から自立へライフチェンジを目指す日々。自立して生きることを始めよう。Think Simple。

内なる不安を誰かに解消してもらいたかった私

夫が自分の望むことを、自分が望む通りのタイミングで、自分が望むようにやってくれない時に、私は夫に、催促したり、小言を言ったりしていました。

 

と同時に、本当は催促したり、小言を言ったりしたくはなく、「夫のタイミングで、したいようにすればいいのよ〜」的な余裕を持ちたいと心の片隅では思っていました。

 

それなのに、どうしてあまり自分が望まない自分をやってしまうのかなと考えた時に、その心の奥底には、

 

不安

 

が存在していました。

 

私は、夫が私の望むタイミングで動いてくれ、私が望むようにやってくれることで、

 

安心

 

を得ようとしていました。

 

自分の内側にある不安を、自分の外側からの安心で、消そうとしていたんですね。

 

アルコールをやめて欲しかったのも、私の中にある不安、つまり、「このままどうなっちゃうんだろう」という思いに耐えきれなくて、目の前にあるアルコールさえなくなれば、安心できるんじゃないかという動機があったと思います。

 

自分の内側にある不安を、自分の外側からの安心で消そうとする行動は、夫との関係に限らず、私はあらゆるところで使っていたなと思います。

 

結局は、自分が安心したかったんです。自分に対して、無価値観を持っていたり、自分を受け入れられない自分でしたから、そんな自分を外からの安心で、何とか満たしたかったんですね。

 

それに気づいた時、

 

もういいよ〜

 

とはじめて、自分に言ってあげられる気持ちになりました。

 

安心していいよ、好きになっていいよ、そのままを受け入れていいよって。

 

何かを得ることで安心しようと思っていた自分がいました。

でも、安心って、結局自分がどう感じるかです。

 

心のどこかでビクビク憶えていて、不安になっていた自分を、他の誰でもない、自分自身が内側から安心させてあげることができるんだって思いました。