アルコール依存症:Noutiブログ

脱アルコール依存症の病気:のうてぃ思考のNoutiブログ

今日1日だけ、依存症者の領域に踏み込まないこと!元アルコール依存妻のうてぃが、依存から自立へライフチェンジを目指す日々。自立して生きることを始めよう。Think Simple。

最近の気づきー全体の中の一人であるという意識

私の中にあった特徴の一つに、自分の異なる背景や理解を持つ人に対して、なかなか寛容になれなかったということがあります。 もちろん他人に対しては、世間体があるのでおとなしくしていたりもするんですが、夫に対しては、それがすごく顕著に表れてしまって…

アルコール依存症と毎日喧嘩

アルコール依存症の夫と毎日バトルを繰り返していた日々の時は、私は世の中の夫婦は、喧嘩というものがあるのが当たり前で、そして口論があるのも当たり前で、男女がぶつかり合うのは当たり前だと思っていました。 夫婦仲が非常に良くて、喧嘩もほとんどなく…

妻の態度が夫の飲酒を加速化させていたことを認めた

こんにちは。Nouti です。 家庭の中で、大変な問題が起きた時、大きな問題に直面した時、どのようにしていますか。 夫が飲んでいた頃の私の思考というものは、 問題=解決しなくてはいけないもの、 問題=あってはならないもの、 という方程式が常に頭の中に…

依存症の話をできなかった私

こんにちは。Noutiです。 しばらくブログの更新があいてしまいました。いつの間にか、10月の終わりになっていました。 最近思ったのは、私にとって、アルコール依存症と、ガチガチで関わったことは、やぱっりすごく大きいことで、簡単に人に話せるものじゃ…

夫のことで時間を使うのではなく、自分のやるべきことを進めていく

アルコール依存症の夫と暮らしていた時に、私の中ですごく大きな課題だったのが、やるべきことをやるのか、やりたいことをやるのかということでした。 もちろん、これは夫がソーバーになってからも同じ課題です。 やるべきことをやるのか、やりたいことをや…

夫と完全に感情がシンクロ

夫が飲んでいた頃っていうのは、私の感情は本当に夫とシンクロしていました。 夫が怒ってたり怒鳴ったりしている時は、私ももう敵意丸出しで半端なく怒ったりしてるんですね 。 でも逆に、夫が自分のお酒の影響で大変なことをしてしまったりとか、家に穴を開…

アルコール依存症の妻Noutiに潜んでいた深い闇

夫が飲んでいた頃、私は誰にも助けを求めることができず、最初の数年は一人で戦っていたんですね。 まあ、その時は、そもそも病気だという認識すらなかったんです。 でも、助けを求められなかった原因の一つに、 人目を気にする というのがありました。 人目…

で、なんでお酒飲むの?

アルコール依存症がどうしてお酒を飲むか、 知ってもどうにもならないよー! って昨日ブログで書きました。 nouti.hateblo.jp なのに、今日はその真逆で、 なんでお酒を飲むか? についての話をしたいと思います。 私は、このブログ記事で書いた通り、どうし…

依存症当事者じゃない妻が「どうしてお酒を飲むの?」って知ってもどうにもならないことについて

私は夫に対してよく思っていた質問の中で、 どうしてお酒を飲むの? なんで飲むの? っていうその質問がずっと、頭の中にありました。 でも今の自分だったら、多分こうやっています。 それ知ってどうなるの?! 知ってもどうにもならないことを知りたい。知…

夫が巨大焼酎ボトルを買った日のこと

今回は、ちょっとした日常のエピソード紹介したいなと思います。夫の飲酒がかなり進んで、もう完全にアルコール依存症になっちゃた後の話です。 夫ももうわかっているんですね。好きで酒飲んでいるわけじゃないって。 だって、苦しそうな顔して飲んでいるし…

お酒を超がつくほど飲まない私は、夫の飲酒を全く共感できず・・・

私は、超がつくくらいお酒飲まないです。 アルコール依存症の妻の方で、お酒好きな方いらっしゃいますか? 私の場合は、超がつくくらいお酒飲まない人だったから、なおさら、夫の飲酒が精神的にきつかったです。 だって、自分が飲まないから、 共感ができな…

依存症の家族会・自助グループについて思うこと その2

以前書いたこのブログを取り上げます。 nouti.hateblo.jp このブログ書いたのは、今から3年以上も前。 3年経って、読み返してみました。 このブログの中に言葉の中で、特に引っかかったものを3つ取り上げて青字で書きます。 では、いきます~! 家族会は…

自分の共依存が暴露された瞬間

私は夫がアルコール依存症になった時に、 自分は人生最大のくじを失敗してしまった っていう風に思ってしまったですね。 なんだろう。 まるでキャンディのはずれを引いたかのようなそんな感覚を持ってしまったことがあるんですね。 なぜ、こういう発想を持っ…

アルコール依存症の家族の問題を別世帯家族に伝えるべきか否かの話

こんにちは。 Noutiです。 今回は家族がアルコール依存症になった時に、家族以外の両親や親戚に伝えるか伝えないかについて話したいと思います。 私の経験です。私の場合は伝えませんでした。ただし、夫がお酒を持ち歩いていたので母にばれました。 ただ、私…

TEDからーアルコール依存症は病気ー医療介入で治していくこと

こんにちは。Noutiです。 今回は動画を紹介したいと思います。 www.youtube.com 日本語字幕で設定しました。字幕出ていますでしょうか? この動画は、実際のアルコール依存症を経験された本人の方のエピソードです。 私はこの中で特に心に残ったのが、アルコ…

アルコール依存症は自分のしたことを覚えてないということについて

私の夫は現在飲酒をしていません。お酒が家に全くないし、アルコールに関する問題も一切ないです。 アルコール依存症で暴れていた日々が随分昔のようにも感じますが、それでもふと思い出すとつい最近のようにも思い出すことがあります。 それで昨日ふと思っ…

アルコール依存症に対して、辛いんですアピールが全く効かなかった話

今回は、自己憐憫が全く効果なかった経験を紹介します。 私がアルコール依存症の夫と関わる中で、自分が死にそうになって、自分が苦しくなって、自分が地獄いるような世界を経験しました。そして、夫がアルコール依存症だということが分かった初期の頃に、よ…

なぜ、夫はお酒を飲むのか!?の質問をいつも考えていた私

私の頭の中に、考えても仕方ないとわかりながら、いつもあった質問。 それは、 なぜ、夫はお酒を飲むのか!? という質問です。この質問を怒りの気持ちと共にずっと持っていました。 ちなみに、答えは、 お酒を飲まないとやっていけないから。 ですよね。 答…

アルコール依存症が酔っ払いの時手助けをしていいのか?

こんにちは。 アルコール依存症者が酔っ払って、ふらふら歩いてる時に、妻は手を出してあげてもいいのか?手助けしてあげてもいいのか?ということについて、私の経験から、今回は書いていきます。 アルコール依存症が酔っ払って、まともに歩くことができな…

依存症本人が依存症であることを否認という病気。

アルコール依存症の病気で最も難しいことの1つに否認という症状があります。つまり、本人がアルコール依存症であるということを否認するんです。 アルコール依存症の病気のために、日本で承認されている薬はあります。 病院に行って、アルコール依存症だと診…

生きていることが奇跡:アルコール依存症は生死を彷徨う病気

私の夫はアルコール依存症という病気になってしまい、そして回復しました。依存症からの回復は、奇跡だと思います。私はアルコール依存症の渦中で、本当に病気の症状がひどい時に、何度も夫の死を覚悟しました。時には、私自身があまりにも精神的に疲弊して…

アルコール依存症:映画「ウォルト・ディズニーの約束から」②

前回、ウォルトディズニーの約束の映画について書きました。 nouti.hateblo.jp 前回記事を書いた時はまだ半分しか見ていなくて、最後の半分を見ていませんでした。そして、ちゃんと最後まで見終えました。 そして最後まで見えて、やっぱりさすがディズニーの…

飲酒量のチェック:まるでもっと、苦しみたいようなことしていました。

私は、夫が飲んでいた頃に、「苦しみたくて苦しんでいるような行動」がいっぱいありました。 その一つを今日は紹介したいと思います。 それは、飲んでいるお酒の量をチェックするということです。 今でも覚えているのが、夫は飲酒量が増えてくると、焼酎から…

依存体質をやめていく:自分の感情をちゃんと自分で処理する始め方

依存体質は、ここでは、「自分で、自分を幸せにできない」ということを意味しています。なので、決していいものではありません。私はすごく依存体質が強い人間でした。そして、自分には依存体質が強い人間だなっていうことは、夫がアルコール依存症になった…

アルコール依存症という病気で苦しんでいることを隠したかった私

私は、自分の家族がアルコール依存症であるというのを、家族にも、そして身近な友人にも、ずっと隠していました。 下記の記事でも書きましたが、隠していたので、助けを求めるということは全然できませんでした。 アルコール依存症に対して、恥の意識が強く…

アルコール依存症:「ウォルト・ディズニーの約束」の映画から

ディズニープラスで、「ウォルト・ディズニーの約束」という映画を見始めました。全部は見終わっていなくて、あと半分くらい残っています。 このブログは、アルコール依存症のことがテーマのブログです。ネタバレとか、映画の内容とかを、気にせずに書いてい…

アルコール依存症に対して、恥の意識が強くて、助けを求められず、平然を装っていた私

私は、夫の飲酒の問題が明らかに普通ではないということを、薄々と分かっていながらも、助けを求めませんでした。 夫と出会う前まで、「アル中」という言葉は知っていましたが、「アルコール依存症」という病名を知りませんでした。夫が、アルコール依存症か…

「早くお酒をやめてほしい」とずっと思い続けていた私

私は夫に、ずっとずっと「早くお酒やめてほしい」って思っていました。思いすぎて、疲れて、自分が死にそうになるくらい、本当にずっと思っていました。でも、これって本当に無理がある考え方だったなと、今は思います。 依存症というものは、自分が依存症だ…

アルコール依存症の人が酔っているときに、怒りやすいのはとても普通です。

アルコール依存症の当事者は、日々、アルコール依存症という自分ではコントロールできない病気に束縛され、自由を奪われ、とても苦しい状況の中に生きています。 想像してみてください。もし、自分の両手が、鎖で縛られ、足も鎖で縛られていたら、どんな気持…

【Noutiのこと】過去を振り返って

最近しばらくブログから離れていて、 Twitter ばかり更新していました。 私はTwitterを更新してる時に、なぜかふと、この日本の中に、世界のどこかに、今アルコール依存症の夫を抱えていて、死にたくなるくらいの気持ちの人がポンと心に浮かんで、その人には…