夫と完全に感情がシンクロ
夫が飲んでいた頃っていうのは、私の感情は本当に夫とシンクロしていました。
夫が怒ってたり怒鳴ったりしている時は、私ももう敵意丸出しで半端なく怒ったりしてるんですね 。
でも逆に、夫が自分のお酒の影響で大変なことをしてしまったりとか、家に穴を開けてしまったりとか、そんなような現実と向き合ってかなり落ち込んでる時っていうのは、私もだんだんと落ち着いてくるというか、今度はかわいそうだなっていう風に思ってくるんですね。
やばいくらいシンクロしてるんです。
共依存っていうのは本当に、相手にすごく依存してるから、感情まで依存しているっていう事が起きるんです。
次第に、私も夫も、「待つ」っていうことを学んだんですね。
つまり私だって、時に気持ちが落ち込むこととか、嫌な気分になることとかあるわけです。
そういう時は、夫は待ってくれるし、 逆に夫がイライラしてる時とか、そわそわしてる時は、今度は、私が夫の気持ちが安定するまで待つという風にできるんですね。
いちいちシンクロしないで、時間が経てば、感情ってだいたい元に戻ってきますから。
不機嫌のとき、互いにシンクロし合って、夫婦が二人で水没する必要はなかったなって思います。