アルコール依存症:Noutiブログ

脱アルコール依存症の病気:のうてぃ思考のNoutiブログ

今日1日だけ、依存症者の領域に踏み込まないこと!元アルコール依存妻のうてぃが、依存から自立へライフチェンジを目指す日々。自立して生きることを始めよう。Think Simple。

夫が巨大焼酎ボトルを買った日のこと

今回は、ちょっとした日常のエピソード紹介したいなと思います。夫の飲酒がかなり進んで、もう完全にアルコール依存症になっちゃた後の話です。

 

夫ももうわかっているんですね。好きで酒飲んでいるわけじゃないって。

 

だって、苦しそうな顔して飲んでいるし、飲みたくて飲んでいるというより、飲まなきゃいけないから飲んでいる状態。

 

典型的な依存症症状。つまり、コントロール不可の状態です。

 

で、そんな時、だんだんと夫だって、馬鹿みたいにお酒にお金を使っているの、ほとほと嫌になってきているんですね。

 

そんなある日。

 

私と一緒に業務用スーパーに行ったんです。

 

多分その時が人生はじめての業務スーパー

 

夫一緒に、こんな量買えないよねーみたいに話しながら、観光気分というか、お試しな気分でそのスーパーに行ったんです。

 

そしたら、業務用?

ではないとおもうけれど、でっかい焼酎のボトルがあったんですね。

 

しかもレジの付近に。

 

今から、まもなく会計しようとするときに。

 

何リットルなのか忘れましたが、とにかくめちゃくちゃメガサイズです。

 

夫はよく1.8リットルの紙パック焼酎を飲んでいました。「少なくとも」なんで、実際には多分それより多いですが、細かい数字は私も把握していません。

 

で、その大きいボトルを見た時、夫が私の顔を見たんですね。このタイミングで、

 

見るなよ!

って感じですよね。

 

そしたら、夫が口を開けてこういったんですね。

 

タイミングがタイミングだから、今は、

話しかけるなよ!

ってなりますよね。

 

そして彼が言った言葉。

 

「どうせコンビニで買うから、ここで買ったらすごく安い。」

 

って。

 

その業務スーパーのレジはすごく混んでいて、3,4番目くらいに並んでいたんです。

 

「どうせコンビニで買うから、ここで買ったらすごく安い。」

 

こんなにうまく説得できるセリフをよく思いつくものだと思います。

 

私は自分で言うのもなんですが、お金の管理はけっこうしっかりしていて、無駄なものを買わないんですね。

 

そして、私が拒否すると、僕はコンビニに行きます。って言っているようなものなんですね。

 

私はその当時なんて言ったか全く覚えていませんが、「ご自由にどうぞ。」的なことを言ったと思います。

 

というのも、もう次が自分のレジの番だってなった時には、でっかい焼酎がかごの中に入っていたから。

 

業務スーパー行ったけれど、とくにほしいものなくて、かごの中、スカスカだったのに、

 

合計金額も、まあまあ人並みに買った人みたいな価格になっていました。

 

「どうせコンビニで買うから、ここで買ったらすごく安い。」

 

ですもんね!節約しましたね!(皮肉)

 

というわけで、私が初めて巨大焼酎ボトルを目にした時の話でした。(多分、4リットルボトルかな。もっと大きかった気もするけれど。)