アルコール依存症:Noutiブログ

脱アルコール依存症の病気:のうてぃ思考のNoutiブログ

今日1日だけ、依存症者の領域に踏み込まないこと!元アルコール依存妻のうてぃが、依存から自立へライフチェンジを目指す日々。自立して生きることを始めよう。Think Simple。

あまり気にしないこと〜1ヶ月後気になる?

過去の振り返り(2)を昨日に引き続き、書きたいと思っていましたが、タイトルの内容について、ちょっと気持ちが湧いてきたので、先にこちらを書くことにしました。

 

あまり気にしないということは、アルコール依存症者と生活する上でも、また自分自身の毎日をより充実させるためにもとても大切だと思っています。

 

私は、細かいことに、些細なことに「イライラ」したり、えっ?それおかしくない?と人を「ジャッジ」したり、なんであの人はああなんだろうと、他人の性質や行動について、頭を使うということを沢山してきました。

 

こういう考え方が習慣になってしまっていたので、未だに回復中です。ただ、今すごく助けになっているのは、私は、何か人間関係で、勿論、夫との関係でもそうですが、ふとしたことに心が引っかかる時、

 

「それ、1ヶ月後、気になる?」

 

と自問するようにしています。たとえば、旅行先のスーツケース選び、これを持っていきたいと思っていたのに、夫はああすると言った、ちょっとした些細なことにえっ?って思った・・・レストラン選び・・・ちょっとしたことで、不機嫌になった・・・仕事で・・・休み中の同僚の行動に、??って思った・・・何でもいいですが、こういう些細なことに引っかかりそうになる時、すぐさま、

 

「それ、1ヶ月後、気になる?」

 

を自問しています。そして、正直、ほとんどのことが、1ヶ月後どころか、1週間後、下手したら、明日にすらどうでもいいことになっていることがほとんどなのです。

 

そういう些細な問題に、今日1日という尊い時間を使うのは本当に愚かだと思います。だから、重要でないこと、どうでもいいことは流す、気にしない、とっても大切だと思うんです。

 

アルコール依存症なら、昨日焼酎2杯が、今日3杯になった・・・これ、1ヶ月後、絶対に気になりません。問題なのは、飲んでいるか、いないかの話であって、飲む量が変わった、飲む種類が変わった、飲む時間が変わった、飲み方が変わった・・・どうでもいいことです。

 

1ヶ月後に気にならないようなことを、考えることをやめると、随分と今日の1日に落ち着きを取り戻せます。

 

あまり気にしない・・・些細なことに、そしてまあまあ大きなことであっても。1ヶ月後どうでも良くなるようなことに、今日の尊い時間をドブに捨てません。