アルコール依存症:Noutiブログ

脱アルコール依存症の病気:のうてぃ思考のNoutiブログ

今日1日だけ、依存症者の領域に踏み込まないこと!元アルコール依存妻のうてぃが、依存から自立へライフチェンジを目指す日々。自立して生きることを始めよう。Think Simple。

感情を麻痺させて自己防衛してきた日々

アルコール依存症の夫が、アルコールを飲んで、感情を麻痺させるように、

 

私の場合は、

「期待しない☟」「希望を持たない☟」

ことで、感じない努力をいつの間にか持っていました。

 

行き場を失った感情は、ある日突然、爆発し、結果的には、感情のジェットコースターに巻き込まれることもしばしばありました。

 

そして、ジェットコースターは疲れると知った後は、不快感情を、すぐさま打ち消す方法もいつの間にか習得していました。

 

それは、

嫌だな〜

と思った瞬間に、一気に自己防衛に走るんです。

 

傷つけられそうだなと察したら、一気に傷つけるんです。

 

そうやって、自分の感情と向き合わないことをずっと続けてきたなと思います。

 

 

 

だから・・・

感情と向き合うのには勇気が入ります。

 

でも、今は勇気を発動しています。

 

イライラしている時、葛藤している時、悩んでいる時、

ふと立ち止まって、

 

「一体自分は何を望んでいるんだろう?」

 

と考えるようにしています。

 

そうすると、大抵の場合は、欲しいのが、

 

「安心感」

 

だったりします。

 

色々不安なんですね。

 

で、その不安はどこからくるのかと言ったら、人との比較だったりします。

 

比較すると、自分が劣っているように見えて、不安になりやすいところが私にはあるんです。

 

人と比較すればするほど、できてないところに目がいく自分がいるんです。

 

私の場合、人と比較すればするほど、

「安心感」

という、とてつもなく尊い価値を犠牲にしてしまう可能性があるので、

それなら、そんな比較はやめて、自分に留まろうとしています。

 

そんなことができるようになったのも、つい最近です。

 

今はアルコール依存症の夫と結婚した自分がよくわかる気がします。

 

なぜなら、自分も、依存対象はアルコールではないとはいえ、

似たような存在だったからです。

 

似たもの同士がくっつくのかなと思います。

それでいいんです。

 

私にとって、夫は私自身を映し出す鏡にもなってくれました。

夫を通して、自分をよく見ることができました。

 

だから、すっごく感謝しています。

 

今は、たくさん傷つけて、ごめんね、これから仲良くしていこうねという気持ちです。

 

いっぱい失敗しました。

それでいいんです。

少しずつ、緩やかだけど、ゆっくり心を成長させていきます。