アルコール依存症の妻Noutiに潜んでいた深い闇
夫が飲んでいた頃、私は誰にも助けを求めることができず、最初の数年は一人で戦っていたんですね。
まあ、その時は、そもそも病気だという認識すらなかったんです。
でも、助けを求められなかった原因の一つに、
人目を気にする
というのがありました。
人目!?
どの目!?
って感じなんですが、人から○○に思われたくないってずっと頭の中にあったんですよ。
頭の中で考えていることって活字化されていないから、○○が抜けているんですね。
○○ってなによ!!
って感じなんです。
人からの後に、空白の一秒があって、思われたくないって続くんですね。
で、ここの○○の部分、
どう思われたくないの!?って、ある日はっきりさせようと思ったんですね。
そしたら出てきたのが、
かわいそうな人と思われたくない
残念な人と思われたくない
だったんですよ。
私の場合は。
もちろん、人によってさまざまだと思うので、みなさんの○○も、もしあったら教えてほしいなと思うんですが、
私の場合は、これだったんですね。
かわいそうな人と思われたくない
残念な人と思われたくない
これ、どういうこと!?って考えると、この意味は、
夫がアルコール依存になっちゃったというとてもアンラッキーなはずれくじを引いてしまったみじめな女性
と思われたくない
だったんですよ。
やばいですよね。
どれだけ、夫のこと、馬鹿にしてるんだって感じです。
今回は、人がどう思うかなんて気にしなくていいよー!とかそういう話じゃなくて、人からどう思われたくないかに潜む、私の中にあったかなりやばい闇について取り上げました。
夫を馬鹿にするの、本当にやめていきたいと心底思った瞬間でした。