アルコール依存症:Noutiブログ

脱アルコール依存症の病気:のうてぃ思考のNoutiブログ

今日1日だけ、依存症者の領域に踏み込まないこと!元アルコール依存妻のうてぃが、依存から自立へライフチェンジを目指す日々。自立して生きることを始めよう。Think Simple。

2022-01-01から1年間の記事一覧

自分に都合のいい解釈をすること

自分に都合のいい解釈をすることには2種類があると思います。 それは、他人を変えるためと、自分を変えるための2種類であり、そこには大きな違いがあると思います。 夫が飲んでいた頃、私はこんな自分に都合のいい解釈をしたことがありました。 結婚すれば…

いつも落ち着いて笑顔を絶やさないこと

私の今の課題は、 いつも落ち着いて笑顔を絶やさないこと だなと思います。 いつもというと、完璧主義の私は、言葉通り本当にいつも?100%?なんて考えてしまいそうになりますが、決してそういうことが重要ではなくて、少しでも落ち着いて、笑顔でいる時…

依存症者の言動に落とし所(納得感)を見つけようとする家族

アルコール依存症者が、自分のなすべきことを知っているかということについて、答えはイエスであり、ノーであると思います。 家族は、アルコール依存症者が、本人がなすべきことを知っていながら、できないとみることもできるし、そもそも本人がなすべきこと…

「見捨てられない」性質の裏にあるもの

最近、Twitterの更新ばかりしていて、ブログを全然書いていなかったのですが、ちょっと文章で書きたい思いが出てきたので、今日はブログに起こそうと思います。 私の性格というか、性質というか、習性というか、言葉はよく分からないのですが、特徴の一つに…

夫が断酒しているから、平安なのか

今年になってからの、ブログの記事は、調子のいいことを書いているなと思います。色々な考えが浮かび、色々な思いを言葉にしてきましたが、正直心の中で、それも何も、 「結局、夫が飲んでないからでしょう!!!」 という思いがちらつきます。 何やかんや言…

月が巡ってくるから、記憶が蘇る

Twitterでつぶやきたいと思ったのですが、字数制限かかかって、うまく言葉にできないので、こちらで。 正直、アルコール依存症との記憶は、うっすらしつつあります。私がブログで書き続けてきた、血生臭いことや、地獄のようなことも、もう過去というか、 あ…

過去に執着して苦しんでいた2、3日

過去を受け入れられない、 というのは、本当に非生産的で、 コントロールできないものをコントロールしようとし、 本当に意味がない ことだと思いつつも、そう簡単に切り離せない日が2、3日続きました。 でも、2、3日で、今こうして回復しているから、ま…

10月に入って

10月に入りました。 10月は、私にとって、特別な思いのある月でもあります。 そして、いよいよ今年も終盤に向かっているという感じを思い出させる月でもあります。 2022年は、言葉通り、本当に色々なことがありました。 変化がありました。 嬉しい変化も沢山…

人と比較する癖を改めたい

人との比較というのは、私はまだまだしてしまうところがあって、 でも、もう本当に解放されたいなと心から思いました。 なぜ人との比較をしてしまうかと言ったら、 まあ、きっと現在の自分に自信がないからだと思います。 自分に自信がない時、不安な時こそ…

見て見ぬふりをする

他人の問題を見たときに、 口を閉じられるか、閉じられないか、 ということは、関係性において、とても大きな分かれ道だと思います。 私の中にずっとあったものとして、 「見て見ぬ振りができない」 というものがありました。 衝動にも近いもので、問題を見…

イライラしたっていいの

昨日は、寝る前にイライラしました。 あ、イライラしているな〜と思ったのですが、一番私をイライラさせたのが、 「なんで私イライラしているんだよ!」 という、イライラしていることにイライラしているということでした。 こういうのが良くあります。 怒る…

日々起きてくる全てのことに対して戦わない

毎日出会う、日々の些細なことに対して、全て正面から戦う必要がないのだと気づくまで、私にはずいぶん時間がかかりました。 昨日「反応的」について書きましたが、私は起こってくる出来事、全てに対して、反応し、対応しなくてはと思い、自分のエネルギーを…

反応的な生き方を改める

アルコール依存症とかかわる中で、鍛えたい筋肉というか、この考えがすごく大切だなと思うことが、 「他人がすることによって、自分が不安定になることを、自分で受け入れない」 ということです。 要は、「反応的」にならないということです。 他人の信号が…

過去の写真を見ながら過去を肯定する

携帯の中に入っている写真が、あまりにも膨大で、毎日暇な時に、チェックして、削除するのを続けています。 そうすると、昔の夫の写真を見るのですが、今改めて、まじまじと見ると、 「辛そうだな。」 と感じます。 写真なので笑顔であっても、その奥底にあ…

夫を尊敬するという決断

私は、飲んでいる彼は「尊敬できない」けれど、「飲んでいない彼」は尊敬できると思っていました。 ただし、この基準は、「飲んでいる」「飲んでいない」に留まらず、あらゆるところに適用され、それは際限がありませんでした。 私は、怒る彼は「尊敬できな…

内なる不安を誰かに解消してもらいたかった私

夫が自分の望むことを、自分が望む通りのタイミングで、自分が望むようにやってくれない時に、私は夫に、催促したり、小言を言ったりしていました。 と同時に、本当は催促したり、小言を言ったりしたくはなく、「夫のタイミングで、したいようにすればいいの…

治せると思っていたアルコール依存症に対して、助けを求めた

アルコール依存症という病、 この病はとても大きな病で、 「助け」が必要な病なのですが、私は随分と長い間、「助け」を拒んできたなと思います。 なぜか拒んできたかというと、それは私の中に勝手に見い出してしまった、 「全能性」 なんですね。 なぜか力…

ゆっくり回復を見守ります

長い間、アルコール漬けの生活をしていた人が、いきなりアルコール断ちをしても、神経が色々とやられているそうで、回復まで年単位で時間がかかるそうです。 断酒から3年以上とかよく言われています。 うちの夫の場合は、継続断酒から間もなく1年という段階…

他人の行動や言動に反応しやすい自分

私の中にある、「反応の仕方」に、 他人が不機嫌な顔をしていたり、イライラしていたりすると、自分まで心がザワザワするというのがあります。 夫に対してだけでなくても、他の人に対してでもです。 ただ、うまくいった例もあります。 先日、仕事からお腹を…

感情を麻痺させて自己防衛してきた日々

アルコール依存症の夫が、アルコールを飲んで、感情を麻痺させるように、 私の場合は、 「期待しない☟」「希望を持たない☟」 ことで、感じない努力をいつの間にか持っていました。 行き場を失った感情は、ある日突然、爆発し、結果的には、感情のジェットコ…

自分が怒ることで相手を変えようとしていた!?

自分が怒ることで、相手を変えようとすることを、私は夫が飲んでいた頃、よくしていたと思います。 私が、とてつもなく怒る・・・限界まで怒ることで、 「私、もうこれ以上、無理なのよ!!!!」 と夫に示すんです。 すると、夫が、 さすがにやばいな! と…

「夫ほど私は悪くない!!!」と考えることで・・・

アルコール依存症の夫がいる時に、よく思っていた思考が、 「夫ほど私は悪くない!!!」 の考え方でした。 夫がはちゃめちゃなことをすればするほど・・・ 「夫は私ほど悪くない!!!」 の思考がより強固になり、より確信に変わりました。 でも・・・ 実は…

「病気だから仕方ない」という考え方について

私は、アルコール依存症の夫に対して、長い間、 「病気だから仕方ない」という考え方を持つことができませんでした。 アルコール依存症は病気だと知ってからも、そのような考え方を持つように対して、 頭では努力しましたが、腹に落とし込むことがなかなかで…

現在の葛藤〜なかなかしてくれない書類手続き

私は一つ、夫のやってほしい書類関係の手続きがあるのですが、夫はいつまで経ってもやってくれません。 実は、今年に入ってからも、もう何度も何度も催促しているのですが、なかなかやってくれません。 夫は職場でやる必要のある手続きであり、催促した時は…

夫の変化が「自分の時間」を増やしてくれたわけではなかったこと

アルコール依存症の夫が、ソーバーになったことで、一番大きく変わったことは、「自分の時間が増えた」ことだと今まで私は思っていましたが、 アルコール依存症の夫の変化によって、「自分の時間」が増えたのではなく、私が単純に、問題に対して、首を突っ込…

夫の働き方に口を挟みたくなる自分に向き合う

私は、夫が働きすぎであることをいつも、気になっていました。夫が始業時間よりかなり早く会社に行き、人の失敗を全て自分が負い、人の仕事の分までやる・・・実際の職場を見ているわけではないので、何とも言えないですが、夫の話を聞く限り、私はいつも、…

12ステップ〜ステップ1「無力を認める」

AAの12ステップにある、第1のステップは、 「アルコールに対して、無力であることを認めた」と書いてあります。 この第1ステップについて、3つの視点から考えてみようと思います。 1.無力とは? 2.認めるとは? 3.認めた後はどうする? 1.無力とは? 無力と…

過去の振り返り(2)

過去の振り返り(1) 〜〜 結婚式当日の日、夫はお酒を飲みませんでした。前日は夫は両親と過ごし、私は自分の両親と過ごし、お互いに全く会っていないので、前日がどうであったかは分かりません。 少なくとも、結婚式の当日も、翌日も、彼の周りからお酒を…

あまり気にしないこと〜1ヶ月後気になる?

過去の振り返り(2)を昨日に引き続き、書きたいと思っていましたが、タイトルの内容について、ちょっと気持ちが湧いてきたので、先にこちらを書くことにしました。 あまり気にしないということは、アルコール依存症者と生活する上でも、また自分自身の毎日…

過去の振り返り(1)

アルコール依存症の夫に構っている間、私はとても忙しかったです。そして、同時にその忙しさは私にとってとても都合がいいものでした。自分のことに取り組むことから逃げられたからです。 私はちょうどフリーランスで仕事をするために、会社勤めをやめ、時間…