アルコール依存症:Noutiブログ

脱アルコール依存症の病気:のうてぃ思考のNoutiブログ

今日1日だけ、依存症者の領域に踏み込まないこと!元アルコール依存妻のうてぃが、依存から自立へライフチェンジを目指す日々。自立して生きることを始めよう。Think Simple。

治せると思っていたアルコール依存症に対して、助けを求めた

アルコール依存症という病、

この病はとても大きな病で、

「助け」が必要な病なのですが、私は随分と長い間、「助け」を拒んできたなと思います。

 

なぜか拒んできたかというと、それは私の中に勝手に見い出してしまった、

「全能性」

なんですね。

 

なぜか力があると思ってしまったんです。この病を、克服できる。

この家族の問題を何とかなかったものにできる。

 

その力が、この私にはある!!!!

 

という、そんな勘違いをしてしまった訳です。

 

他人の病に対しても、まるで神のように、自分にはできる、自分には力があると、

思ってしまった訳です。

 

その結果、どうなったかというと、まあ、自分も随分とこの病に翻弄され、

影響されました。

 

ブログで書き続けてきた、どろどろの世界は、私がこの勘違いの力を信じ続けたためでした。

 

 

「助け」を求めることには、とてつもなく勇気が入りました。

 

というのも、まるで、自分の中にある全能性を否定するかのような感じがしたからです。

 

でも、実際は、否定も何も、そもそもそんなもの、最初から持っていませんでした。

 

アルコール依存症は、医者でも治せません。

誰も治せません。

 

みんな「助け」はしてくれるけれど、結局は、本人次第です。

 

そういう病気ですね。

 

助けを求めたら、すごい怖いことが起きるのかと思っていましたが、

全然そうではありませんでした。

 

「助け」を求めたら、みんなが助けてくれました。

 

何も恐ろしくなかったです。

 

夫も、自分がアルコール依存症だと告白するのは、とても勇気が必要だったと思います。

 

でも、それによって、どれほど彼自身も平安を勝ち取ってきたかと思うと、本当に、「助け」を求めて良かったと思います。