アルコール依存症:Noutiブログ

脱アルコール依存症の病気:のうてぃ思考のNoutiブログ

今日1日だけ、依存症者の領域に踏み込まないこと!元アルコール依存妻のうてぃが、依存から自立へライフチェンジを目指す日々。自立して生きることを始めよう。Think Simple。

エピソード

アルコール依存症と毎日喧嘩

アルコール依存症の夫と毎日バトルを繰り返していた日々の時は、私は世の中の夫婦は、喧嘩というものがあるのが当たり前で、そして口論があるのも当たり前で、男女がぶつかり合うのは当たり前だと思っていました。 夫婦仲が非常に良くて、喧嘩もほとんどなく…

なぜ、夫はお酒を飲むのか!?の質問をいつも考えていた私

私の頭の中に、考えても仕方ないとわかりながら、いつもあった質問。 それは、 なぜ、夫はお酒を飲むのか!? という質問です。この質問を怒りの気持ちと共にずっと持っていました。 ちなみに、答えは、 お酒を飲まないとやっていけないから。 ですよね。 答…

飲酒量のチェック:まるでもっと、苦しみたいようなことしていました。

私は、夫が飲んでいた頃に、「苦しみたくて苦しんでいるような行動」がいっぱいありました。 その一つを今日は紹介したいと思います。 それは、飲んでいるお酒の量をチェックするということです。 今でも覚えているのが、夫は飲酒量が増えてくると、焼酎から…

アルコール依存症という病気で苦しんでいることを隠したかった私

私は、自分の家族がアルコール依存症であるというのを、家族にも、そして身近な友人にも、ずっと隠していました。 下記の記事でも書きましたが、隠していたので、助けを求めるということは全然できませんでした。 アルコール依存症に対して、恥の意識が強く…

アルコール依存症:「ウォルト・ディズニーの約束」の映画から

ディズニープラスで、「ウォルト・ディズニーの約束」という映画を見始めました。全部は見終わっていなくて、あと半分くらい残っています。 このブログは、アルコール依存症のことがテーマのブログです。ネタバレとか、映画の内容とかを、気にせずに書いてい…

アルコール依存症に対して、恥の意識が強くて、助けを求められず、平然を装っていた私

私は、夫の飲酒の問題が明らかに普通ではないということを、薄々と分かっていながらも、助けを求めませんでした。 夫と出会う前まで、「アル中」という言葉は知っていましたが、「アルコール依存症」という病名を知りませんでした。夫が、アルコール依存症か…

過去の写真を見ながら過去を肯定する

携帯の中に入っている写真が、あまりにも膨大で、毎日暇な時に、チェックして、削除するのを続けています。 そうすると、昔の夫の写真を見るのですが、今改めて、まじまじと見ると、 「辛そうだな。」 と感じます。 写真なので笑顔であっても、その奥底にあ…

夫を尊敬するという決断

私は、飲んでいる彼は「尊敬できない」けれど、「飲んでいない彼」は尊敬できると思っていました。 ただし、この基準は、「飲んでいる」「飲んでいない」に留まらず、あらゆるところに適用され、それは際限がありませんでした。 私は、怒る彼は「尊敬できな…

治せると思っていたアルコール依存症に対して、助けを求めた

アルコール依存症という病、 この病はとても大きな病で、 「助け」が必要な病なのですが、私は随分と長い間、「助け」を拒んできたなと思います。 なぜか拒んできたかというと、それは私の中に勝手に見い出してしまった、 「全能性」 なんですね。 なぜか力…

ゆっくり回復を見守ります

長い間、アルコール漬けの生活をしていた人が、いきなりアルコール断ちをしても、神経が色々とやられているそうで、回復まで年単位で時間がかかるそうです。 断酒から3年以上とかよく言われています。 うちの夫の場合は、継続断酒から間もなく1年という段階…

他人の行動や言動に反応しやすい自分

私の中にある、「反応の仕方」に、 他人が不機嫌な顔をしていたり、イライラしていたりすると、自分まで心がザワザワするというのがあります。 夫に対してだけでなくても、他の人に対してでもです。 ただ、うまくいった例もあります。 先日、仕事からお腹を…

感情を麻痺させて自己防衛してきた日々

アルコール依存症の夫が、アルコールを飲んで、感情を麻痺させるように、 私の場合は、 「期待しない☟」「希望を持たない☟」 ことで、感じない努力をいつの間にか持っていました。 行き場を失った感情は、ある日突然、爆発し、結果的には、感情のジェットコ…

現在の葛藤〜なかなかしてくれない書類手続き

私は一つ、夫のやってほしい書類関係の手続きがあるのですが、夫はいつまで経ってもやってくれません。 実は、今年に入ってからも、もう何度も何度も催促しているのですが、なかなかやってくれません。 夫は職場でやる必要のある手続きであり、催促した時は…

夫の変化が「自分の時間」を増やしてくれたわけではなかったこと

アルコール依存症の夫が、ソーバーになったことで、一番大きく変わったことは、「自分の時間が増えた」ことだと今まで私は思っていましたが、 アルコール依存症の夫の変化によって、「自分の時間」が増えたのではなく、私が単純に、問題に対して、首を突っ込…

夫の働き方に口を挟みたくなる自分に向き合う

私は、夫が働きすぎであることをいつも、気になっていました。夫が始業時間よりかなり早く会社に行き、人の失敗を全て自分が負い、人の仕事の分までやる・・・実際の職場を見ているわけではないので、何とも言えないですが、夫の話を聞く限り、私はいつも、…

過去の振り返り(1)

アルコール依存症の夫に構っている間、私はとても忙しかったです。そして、同時にその忙しさは私にとってとても都合がいいものでした。自分のことに取り組むことから逃げられたからです。 私はちょうどフリーランスで仕事をするために、会社勤めをやめ、時間…

春巻を揚げる鍋をひっくり返してしまって

今日は、春巻きを揚げようと、油を入れて鍋を温めていたのですが、少し焦って夕飯を作っていたからか、手がぶつかって、鍋をひっくり返して、床に落としてしまいました。 高温の状態の鍋の中に、高温の油がたっぷり入っていて、フロアに油が散らかり、でも幸…

どうでもいいことをどうでもいいことに

今日夫が座っているときに、夫のズボンとシャツの間からお腹少しはみ出しているのが見えました。それを見た瞬間、私は、「ここ」とお腹を指して教えました。 夫は少しふんぞりかえるような姿勢をしていたので、姿勢を正し、シャツをちゃんと引っ張り、お腹は…

夫が玄関を使わずに家を出た日のこと

しばらくエピソードを書いていなかったので、久しぶりにエピソードを書きたいと思います。 夫がアルコール漬けだった頃、休日で、2人共が家にいる時に起こったことです。当時の私は、頭の中では、「自分は好きに出かけて、好きに楽しめばいいのよ」と語りな…

アルコール依存症と旅行

アルコール依存症の夫にいつもピリピリしていた時は、私にとって、旅行は一つの試練でした。 車で2泊3日の旅は、夫と一日中ピッタリとくっつきます。 そして、旅行の時こそ、いかに自分はアルコールに反応的だったかをよく表してました。 私は、旅行はリラッ…

イネイブリングの解釈を都合のいいように使う

Noutiは、 アルコール依存症のことをよく勉強して?きたつもりでしたが、 その勉強によって、かえって色々な考えを吸収したことで、空回っていた時期がありました。 正直、知識が入れば入れほど、使い方を間違えると、変な方向にもなりうるかもしれないです…

夫の問題を明らかにしたい気持ち

Noutiが、アルコール依存症者の夫によくやっていたことの中に、 明らかにする ということがあります。 どういうことかというと、夫の問題、ミス、バカな行動などなど、色々なトラブルが起きるときに、一体全体問題は何で、何が良くなかったのかを、 明らかに…

ふりかえり

昨日から、ブログ再開しますと言って、 再開しましたが、 nouti.hateblo.jp さすがに8ヶ月は長かったのか、 書きながら、このブログって、Noutiのトーンってどんなんだっけ?ってなりました。 ということで、どんな感じだったか振り返りたく、 とりあえず、…

アルコール依存症の夫は階段から落下しました

久しぶりのカテゴリー「エピソード」です。 最近、カテゴリーの「考え方」とかばっかり書いていたので、 エピソード、ちょっと新鮮です。 エピソード、リクエスト多かったら、もっと沢山あるので、 書いていきます^^ では、いきますー! 〜〜〜〜〜〜〜〜…

罰せずにはいられない

アルコール依存症の夫に対してのnoutiの反応の中で、異常だったものの一つに、 罰せずにはいられない! 心理があります。 罰せずにはいられない! つまり、 あなたのせいで私は苦しい思いをした。 その思いを、相手にも感じてもらい、罰を受けてもらわないと…

自分自身に向き合うようになるまで

アルコール依存症は、病気の症状として、 怒りっぽくなったり、 もっとひどくなると、 暴言を平気ではいたりします。 アルコール依存症の家族は、 それが病気の症状と認識するまでは、 変わり果てた家族に翻弄され、 本当に不安と恐れでいっぱいになります。…

傷つけられるよりも最大の痛み

アルコール依存症の家族は、「傷つけられた」と感じた日々が少なくないと思います。この病気は、精神をことごとく破壊する病だから。 夫との数々のバトルの日々、私も随分と傷つけられました。例外なく、夫も私によって傷つけられました。 傷つけられ、傷つ…

怒りについて思うこと

私は夫に対して、とても怒りやすくて、それは、夫がアルコール依存症だからとどこか自分を正当化していたけれど、どうも自分の怒りやすさは、自分の性質としてこびりついているもので、ただ単に短気なのだと思います。 確かに、長年のアルコール依存によって…

「今日まで一生懸命、生きてらしたんだな」

何年か前に、自殺に関する話の講演を聞きました。その際、70代後半くらいの講師の先生が、自殺願望のある患者に対して、まず思うのは、 「今日まで一生懸命、生きてらしたんだな。」 という思いだと言っていたのをふと思い出しました。 「今日まで一生懸命…

窓から逃げた夫

夫が私から逃れるために、玄関からではなくて、窓から出て、アルコールを買いに行った日。 本当にびっくりした。 靴も全然違うところにあるし。 でも、あの時の自分は全然わかっていなくて、夫が私に隠れて成功できたと思っていることが許せなかったから、 …