一人芝居のアルコール依存症
アルコール依存症の人は、泥酔状態になると、一人芝居を始めます。
これが、本当厄介なんです。
自分のやっていることを正当化するために、周りの人にケチをつけ始めるんです。
(ケチはなんか安っぽい言葉ですね。家族にとってはケチなんてレベルじゃないですもんね。心をナイフで突き刺されるような地獄言葉です。)
病気です。
一人芝居は突発的に始まることが多いです。
これが本当にアルコール依存症の厄介なところ。
脈絡がないんです。論理性もないんです。
突然急に、理不尽なことを言われます。
はっきり言うと、精神的なレベルでは、
突然急に、思いっきり顔面パンチを食らう感じです。
突然、急にです。
(これを本気でわかってくれる人いるかな〜?)
言うこと為すこと、「全部自分は悪くない」的なことです。
アルコール依存症の人と関わってると、耳にタコがつくくらい聞きます。
出た出た、アルコール依存症の言い訳!!!
アルコール依存症の本人も、自分が問題を抱えていること、痛いほどわかっています。
だから、攻撃する前に攻撃を仕掛けてきます。
(なんなんでしょうね、これ。Noutiもよく分からないんです。)
家族のことボロボロに言い始めるんです。
はっきり言って、傷つきます。
無防備だと、相当傷つきます。
まともに受けると、やばいです。
多分、普通に一生忘れないくらいの傷になっちゃいます・・・。
アルコール依存症って、自己完結しないんです。つまり、周りをガンガン巻き込むんです。
基本、満たされていないから、悪い意味で、人を巻き込むんですね。
これに絡まれると、ロクなことありません。
基本、泥酔状態でやっていること、ほぼ全て衝動的なことです。
酔いがさめたら、後悔するパターンです。
酔いがさめたら、あんまり(と言うより全然)覚えていないパターンです。
だから、家族は、一人芝居に参入しちゃダメです。
絶対ダメ❗️
一人芝居と割り切って、勝手にやらせておかないと、傷つくってレベルじゃないです。
Noutiは夫の一人芝居に、散々な目にあってきました。
なぜなら、Noutiもその芝居に参加していたから。
そして、なんとなんと、Nouti自身も
一人芝居を始めちゃっていました。
逆攻撃です。
こうやって、家族は次第に、アルコール依存症と同化していきます。
共依存へようこそ、地獄へようこそになっちゃいます。
一人芝居が始まったら、
自分の周りに目に見えないバリヤを起動します。
体全体を包み込むような風船のようなものにすっぽり入っていると想像します。
殴られるかもしれないって恐怖感と屈辱感は本当に理不尽ですよね。
人を精神的に痛めつけるってこういうことです。
一人芝居は、キュッと筋肉を引き締めて、終わるまでバリヤを外しません。
大抵、寝入る直前がピークです。疲れがたまっていますから。
家族はあくまでもストリートでいきなり一人芝居を始めた人をチラッと見るくらいの観客でなきゃいけません。
舞台に上がって、一緒に芝居に参加しちゃダメです。
どうしても参加したいくらいになったら、少しだけ家を出ましょう。