【続き】じゃあ、何をしても意味ないの?
昨日の記事について、心の中で、
じゃあ一生、壊れたパソコンを受け取るのか!?
何をしても意味がないのか!?
って思った人もいると思います。
間違って、絶望の淵に落ちて頂きたくないので、続きの記事を書こうと思います。
昨日のイメージをもう一度使わせていただくと、確かに翌朝、壊れたパソコンが帰ってきます。
そして、またクレームを言って、また送り返しても、また壊れたパソコンが帰ってきます。このやりとりを何度も続けているうちに、めちゃくちゃ疲れて、精神的に参ってしまいます。だから、まずは、このやりとりはやめようよって話が昨日の記事です。
じゃあ、アルコール依存症者の回復はどうなのか?
となると思いますが、
アルコール依存症者の回復は、また別の次元で起きます。
パソコンの例の話に戻ると、結局のところ、アルコール依存症の本人の脳は、パソコン本体じゃなくて、パソコン製造会社だったんです。あくまで例の話ですが、◯ニーとか富◯通とか、東◯とか、マッ◯とか、D◯LLとか、何でもいいですが、メーカー自体が、電源のつかないパソコンを作り出し続けていたんですね。
アルコール依存症は脳の病気と言われていますが、それはつまり、
機械故障で、ライン制御不能で、電源のつかないパソコンにも関わらず、生産ストップできない
感じです。
もうどんどん作り続けてしまう。
電源がつかないパソコンは、その症状の一つだったんですね。
だから、どれだけ家族が、完成物にああだこうだ言っても、元の機械は止まることを知らず、電源のつかないパソコンを大量生産し続けているわけだから、どうにもできないという話なんです。
そうなると、そもそも、パソコンを巡って喧嘩していたけれど、それ、あんまり意味ないねってなってくるんです。
家族が本人の脳の根幹にある制御センターにアプローチできるかといったら、家族は医者じゃないから、できないんです。(ちなみに医者もできませんが、手段は持っています。)
だから、ひとまず、症状として起きているパソコンについての喧嘩はもうやめていこうという話です。
じゃあ、何もできないの?
とまた絶望の淵に落ちてしまうと、記事が延々と続いてしまいそうになりますので、
今はこれだけは伝えておきます。
家族はできることがあります。それを効果的にやることです。
もし、あなたがアルコール依存症者を心から愛しているなら。
何ができるか、対応の仕方も、このNouti思考のNoutiブログでたくさん紹介していますので、もしお時間あったら、気に入ったら、気が向いたら、また読んでみてください。
そして、無理しなくていいですから、あくまでNoutiの経験ですから、共感できること、なるほど〜と思ったものだけ、もしよろしければ参考にして下さいませ。