やりたくないことはやらない
アルコール依存症の人が、出したゴミ、散らかしたもの、・・・なんでもいいけれど、家族だっていう理由で、やりたくないことはやらなくていいです。
いや、でも、自分が生活するスペースに置かれていて、困るから…とか、ゴミは片付けるべきだからとか、すぐできることだから…とか、後から暴れられるほうがよほど嫌だかから…とか色々な考えが浮かんでくるかもしれません。
でも、考え始めたら、迷路に突入してしまいます。
それよりも、むしろ、直感で、したいかしたくないか…でいいと思います。
したいならすればいいし、したくないならしない。
子供のように、直感に従ったほうが、後からくよくよ悩みません。
もし、しようかしまいか悩んでいるなら、おそらく悩んでいる時点でしたくないです。だから、散らかったゴミなら放置です。だんだん、そのゴミを見るのも嫌になったら別居です。
アルコール依存症を前に「あるべき」とか、「愛」とか、「自分がしてあげられること」とかを真剣に考え始めると、本当に疲弊します。
めちゃくちゃ疲れるんです。
人は疲れると、平常心を失います。
疲れた状態でやることなすこと、考えること、どんどんおかしな方向にいってしまいます。
疲れないためには、
やりたくないことはやらない。
飲んでいるのは彼らたちなんですから。彼らの後始末は、一切不要です。
ほっときましょう。徹底的に。