アルコール依存症:Noutiブログ

脱アルコール依存症の病気:のうてぃ思考のNoutiブログ

今日1日だけ、依存症者の領域に踏み込まないこと!元アルコール依存妻のうてぃが、依存から自立へライフチェンジを目指す日々。自立して生きることを始めよう。Think Simple。

そんなこともあるさ

アルコール依存症との結婚生活は、

時に凄くハードで、

この結婚生活を維持するのは、

 

もう本当に難しい・・・

 

と感じることがあると思います。

 

家族に、アルコール依存症がいると、

アルコール依存症

という問題だけに、注目してしまいがちだから、

 

自分たちの結婚生活は例外で、

他の人にはわからない苦労を持ってしまっている、

と感じやすいです。

 

Noutiは、

アルコール依存症との結婚生活は、確かに大変

だと思います。

 

 

困難のレベルの難易度があるとすれば、

間違いなく、上位にランクインするでしょう。

 

 

Noutiが、

結婚生活がいかに大変か、

ばかりに注目していた頃は、

 

アルコール依存症のせいで、

普通だったら何事にもならないことが、

大事になり、

 

普通だったらスムーズにいくことが、

困難を極め、

 

ありとあらゆる、

羞恥心、絶望、やるせなさ、

不安、恐怖、疲労と戦い、

結婚生活の暗闇しか見えていませんでした。

 

その時、Noutiが考えの根底にあったことは、

問題がないこと=良い

と言う考え方でした。

 

完全に学生時代の延長の思考でした。

 

結婚生活においても、

問題は取り除かなくてはいけないもので、

問題がある=悪

問題=バツ

みたいに、問題を敵視していました。

 

だから、Noutiの目には当然、

アルコール依存症=悪で、

結婚生活を脅かすものでしかなかったのです。

 

そういう考えでしたので、

当然、一般的な病気や怪我、

もしくは人間関係のトラブル・・・

 

そういった類にも、

すぐに「悪」と言う判定をしてしまっていました。

 

この考えの中で、日々生活していたNoutiは、

絶えず窮屈で、焦燥感に駆られていました。

 

問題のある現状=悪

にしてしまっていたから、

 

絶えず、

なんとか取り除かなくては!

良いものを刈り取らなくては!

と考え、どこか落ち着きをなくし、

焦っていたのです。

 

そういうNoutiの心の態度は、

当然夫にも伝わり、

夫婦関係にも、影響を与えました。

 

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Noutiが、結婚生活における様々な場面において、

「こういう場面(良いこと)」だけは欲しい、

「こういう場面(悪いこと)」は排除する、

と言う考え方を手放して、

 

色々あるかもしれないけれど、

全部ひっくるめて、結婚生活

とわかった時に、少しずつ解放されていきました。

 

それは、

「割り切る」

と言うイメージではなく、

「受容する」

と言うイメージです。

 

一つ一つの細かい出来事に対して、

「抵抗する」

代わりに、

 

そんなこともあるさ

 

と受け入れるイメージです。

 

砂をすくったら、

サラサラの砂だけではなく、

石ころや、わずかなゴミも、

一緒についてくることがあります。

 

その時、

「サラサラの砂だけが欲しいのに!」

となるんじゃなくて、一緒くたに受け入れる。

 

こんな感じです。

 

毎日には、実は絶え間ない変化があって、

そして、毎日は、1日1日が本当に新しい贈り物。

 

かけがえのない1日を、

「これが欲しい」

「あれはいらない」

と、選りすぐりをすることに時間を使いすぎて、

気づいたらもう夕方になってしまった・・・

なんていう1日ではなくて、

 

 

そんなこともあるさ。

 

と前を向く。 

 

目の前の現状の、瞬間瞬間を

ちゃんと息をして、

ちゃんと生きて、

落ち着く。

 

そうしているうちに、問題だけじゃなくて、

それらと混在して、実はすでにいっぱいあった、 

 

良いもの、

感謝なこと、

幸せなもの、

 

に気付かされます。

 

これからも、あんまり動じず、

瞬間瞬間を大切に、

そんなこともあるさ 

で、生きていこうと思います。