アルコール依存症者の暴言・暴力について
アルコール依存症の問題の一つとして、
めちゃくちゃ家族を悩ませるものの一つが、
暴言・暴力
だと思います。
まず、最初に伝えておきたいこととは、
どんな理由であれ、
暴言・暴力は100%悪い
ということです。
ここがブレると話が全部ブレるので。
あれ?Noutiってどっちが悪いとか、正しいとか言わないんじゃなかったけ?と思った方もいるかもしれませんが、
はっきりさせないといけないものと、はっきりしなくてもいいものがあり、この類ははっきりさせた方がいいものだから、このまま続けます。
暴言・暴力をした人間がは人間そのものが100%悪い
とすることと、
暴言・暴力は100%悪い
は一緒のように見えて、意味は違います。
まず、家族は、前者はともかく、
暴言・暴力は100%悪い
の認識に立つこと、立ち続けることはすごく大切です。
なぜなら、そうしないと、真面目な家族、世話好きな家族は、もしかすると、
ああいう暴言、暴力に至った「私」も悪かった
「私」がああしなければ良かったのかな...
と、自分の非を探そうとしたり、認めようとかしたりするんです。
暴言・暴力を受けておきながら、自分の非を認めようとするのは、自殺行為並みに苦しいこと
です。
暴言・暴力は100%悪い
です。
そして、その所有者は、それをした者です。
受けた者は被害者です。
だから、自責に陥るのは、本人であって、受けた被害者の立場である家族までもが、自責の念に陥るのは、
絶対にやめたほうがいい
し、行き過ぎると、ただただ自尊心が暴落するし、自己否定感に苛まれます。
そして、何を隠そう、Noutiは結構、自責のタイプでした。(自責関連の記事は沢山書いてるので、ぜひお時間ある方は、検索で「自責」と入れて、読んでみて下さい。)
そのせいで、一つ一つのドラマがいちいち炎上し、精神も崩壊寸前になったことが何度もありました。
もしこれがまだ理解できないなら、
あまり例えがよくないのですが、ある犯人が油を撒いて、爆発事故が起きたとします。そこにいた人が3人いて、被害を受けたとします。
この場合、悪いのは、油を撒いた犯人です。
この時、でも、
その場所にいた3人も悪いよね
って言っているようなものです。
アルコール依存症から暴力・暴言を受けておきながら、
私が悪いんじゃないか
と思うのは、気が狂っています。
Noutiは随分と気が狂っていました。
暴言、暴力は100%悪いです。それらを受けた家族は悪くないです。
でも、こんな暴言・暴力を何度も何度も受けたくないと思います。だから、対策を取る必要はあります。が、それよりも前に、まず絶対に認識しないといけないのは、
あなたは悪くない
ということです。
すぐに、自責の念に陥るの家族の方、もうそのループから抜け出しましょう。
最後に一言、声を大にして叫びますので、受け取ってください。
アルコール依存症者に言われた暴言をいちいち信じるな!!!!!
また、明日の記事で、暴言・暴力に関する対策の記事を書いていこうと思います。