【メッセージから】過酷な環境からの依存症
メッセージを頂きました。
初めまして。こんにちはnoutiさん。うちのダンナは依存症です。ずっとお酒大好きではあったのですが数年前過酷な環境での単身赴任と上司からのパワハラその他いろいろ(病気も)で、依存になったと思っています。このままではこの人駄目になると思い仕事を辞めさせ家に帰ってきましたが、止めても怒っても泣いても酒を飲みます。わたしが仕事に行ってる間にぐでんぐでんになるまで飲みます。しらふの時に話し合ってもう飲まないと約束してもダメ。大げんかしてもダメ。仕事中に早退して家に帰り飲んでる現場を押さえて問い詰めてもそのときは謝るか暴れる。翌日は同じ。酒を薄めたり捨てたりしてもダメ。毎日空き缶。空き瓶チェックして泣いてました。
初めまして。こんにちは。
とても過酷な環境での仕事・・・私の夫ともすごく重ねてしまいながら、読ませていただきました。
妻の自分は職場に乗り込むことはできなかったけれど、環境がどう考えてもおかしいのではないかという思いと、おかしい環境に対して、真面目に頑張っている夫に、「あなた何とか言いなさいよ」と言いたいけれど、ストレートには言えない、もやもやした気持ちを抑えながら・・・そして一方の理性的な自分が、夫の全てを把握しているわけではないし、何もわからないのだからと、必死に自分を落ち着かせ、1日1日を過ごしていたように思えます。
一体何のために仕事をしているのか、身体も心も、日に日にボロボロになっていく夫を見ながら、いっそのこと全てをやめてくれ、慎ましく、静かに生きられればそれでいいと何度も願ったことがありました。
私の夫の場合は、仕事を辞めることはありませんでしたが、メッセージの中にあった「過酷な環境」という言葉に、すごく痛いほど伝わってくるものがありました。
もうダメだと思ったときに偶然noutiさんのブログに出会いました。最初からずーーーーーーっと読みました。心が揺さぶられました。今でもブログの記事がすぐ読めるようにスマホにブックマークして心が乱れそうなときバスの中で読んで落ち着かせています。おかげで相変わらず飲むのですが大げんかは少なくなりました。昼休みに電話してろれつが回ってないと今までは電話口で「のんでるやろっ!何で飲むの!」と怒鳴っていたのですが今日は、しらんふりしました。そしたらしばらくしてちゃんと話せる状態で電話かかってきました。いいわけは「昼寝で寝ぼけていた」という幼稚ないいわけでしたが「そう。キツかったらまだ寝てていいよ」と答えると静かに「ありがとう」と言いました。ああ、こういうことかと思いました。火に油を注がなければいいのですね。なんだか訳のわからない長文になってしまいました。ごめんなさい。お礼が言いたかったのです。自分の心を取り戻せた気がして。noutiさんのおかげです。これからもnoutiさんのブログは私の心の聖書です。まだまだ先の見えない状況ですが頑張ります。毎日暑い日が続きます。お体にお気をつけてお過ごし下さい。ありがとうございました。
とても優しいお言葉、ありがとうございます。私のブログが何か心に届くものがあったらとても感謝なことです。
決して、他人に対して、悲劇のヒーローにも、驕り高ぶりたい意味でも全くないのですが、私は、どうしても、アルコール依存症の問題は、やはり本当の痛みは当事者しか、やっぱり分からないのではと思います。
依存症の家族を持たない人に、分かってもらおうと思うと余計に辛くなるから、私にとっては、同じ経験をした人、似たような経験をしたような人の話が一番励まされるし、力になります。
私は、この世界の中で、まるで自分が世界で最も不幸のどん底にいるかのように思えてしまう時、もうダメだと思う時、必ず一人じゃないということを思い出し、希望を見出していました。
私も、先の見えない状況です。これからもきっとずっと先の見えない状況です。でも、今日は見える。見える今日1日を大切に生きていこうと思います。
ずっと前向いていなくても、うつむきたい時は、うつむいて、でも、前向けるかなってなった時は、前向いて、自分に優しく、生きていきたいと思います。
心温まるメッセージを本当にどうもありがとうございました。本当ですね、毎日暑い日々ですが、どうぞお身体をお大事に。