アルコール依存症:Noutiブログ

脱アルコール依存症の病気:のうてぃ思考のNoutiブログ

今日1日だけ、依存症者の領域に踏み込まないこと!元アルコール依存妻のうてぃが、依存から自立へライフチェンジを目指す日々。自立して生きることを始めよう。Think Simple。

喜んでできないこと全てやめました。

私が以前、アルコール依存症者の世界にどっぷりと使っていた頃は、

完全に偽善者の振る舞いでした。

前回の記事(私さえこれをすれば… - Nouti-アルコール依存症の家族)でも書きましたが、基本やることなすこと、心の中で嘘ついていたです。

 

ことを荒立てたくないから、表向きは、まあまあなんとかやっているけれど、

心の底では腸が煮えくり返っているなんてこと、日常茶飯事でした。

 

こういうことが続くと、私も忍耐の緒が切れて、いずれブチ切れます。

これを繰り返していました。

 

だから、本当に週に1回?2回?は必ず爆発していたような気がします。

お互いに。

 

その度に、夫はドアを叩くわ、何かを投げつけるわで、よくものが壊れました。

 

***

本当はしたくないけれど、している。

ムカつくけれど、やっている。

 

馬鹿だったな〜と思います。

 

偽ボランティアです!

 

そもそも、やるとか、やらないという行為の問題じゃなくて、

ひとつひとつのことに、「やってあげている感」満載な気持ちを抱いている、そこが問題だったとわかりました。

 

やっていることは別にそんなに大したことないはず。

 

お皿洗いかもしれないし、

食事を作ってあげることかもしれない。

ゴミ出しかもしれないし、洗濯かもしれないし、

どこかへの外出の付き合いかもしれない。

 

そんな、大げさな話でもないのに、

いちいちそういうことに、「やってあげる感」満載なのって、どうなの?と冷静になったら思います。

 

そんな毎日過ごしていても、楽しいはずがない。

 

そんな毎日を過ごしていたら、毎日、毎日が、奴隷状態です。

 

やっている行為の内容は奴隷でも何でもないのに、自分の気持ちが、自分をそうさせちゃっている。

 

だから、そんな状態で、色々なサポートをし続けても、

自分の心理状態にも悪影響だし、何より、依存症の本人に対して、悪化にしか効きません。

 

「心の中で・・・」と思おうが、もう全部出ているんです。

その心持ちが、態度に出ているんです。

依存症者には筒抜けです。

 

依存症者は、私たちが想像つかないほど、そういう目に見えない状況や、ちょっとした仕草、態度に敏感だから、全部読まれています。

 

夫が消えた途端について、ため息三昧で、羽を伸ばす・・・

 

そんな持続可能じゃない態度を続けても、何にもいいことがありませんでした。

 

今、していることが、

家事であれ、

セックスであれ、

休暇の外出であれ、

会話であれ、

 

喜んでできないんならやめた方がいい。

 

嫌な気持ちで、恩着せでやり続けても、どこかでパンクして、

全てマイナスにするんだったら、周りも迷惑。

 

もし、また自分に対して、「私はこんなに頑張っている」「こんなに辛い思いを我慢している」なんて思いが出てきたら、要注意。

 

だって、それは偽善になっている可能性大ってことだから。

 

そんな状態の時は、アルコール依存症者と、地獄のパレードに突き進みます。

 

やめた、やめた、そんな偽善。

 

歯を食いしばって、憎悪をメラメラ燃やしながらは、作り顔をするのをやめました。

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