アルコール依存症:Noutiブログ

脱アルコール依存症の病気:のうてぃ思考のNoutiブログ

今日1日だけ、依存症者の領域に踏み込まないこと!元アルコール依存妻のうてぃが、依存から自立へライフチェンジを目指す日々。自立して生きることを始めよう。Think Simple。

「お酒さえ飲んでなければいい人」発言の逃げと嘘

アルコール依存症って、「依存症」です。

「依存症」っていう病気なんですね。

 

たとえば、アルコール依存症の人が、暴れて、壁に穴を開けたとします。

暴言をまきちらしたとします。

 

こういう時、

「もう!!!!お酒飲んでいるからこうなる!!!」

って思うのは、結構間違っています。

 

なぜなら、そこには、

「お酒さえ飲まなければこんなことにならないのに!!!」

って思いが隠れているから。

 

これが嘘なんですね。

 

お酒飲んでようが飲んでいまいが起きます。

 

違うのはその激しさの大小くらいで、起きるか、起きないかでいえば起きるんです。

 

お酒飲んでいるのは、それは「依存症」になっちゃて、飲酒のコントロールができなくなってしまったから飲んでいるのであって、

 

飲んでいるから、暴言や暴走があるというのはちょっと違うんです。(ここに留まっていると、本当苦しみから逃れられません。)

 

アルコール依存症の家族の人は、このことをあんまり認めたがりません。

その証拠が、

「お酒さえ飲んでなければいい人^^」とか言います。

 

そうやって、結局全てはお酒のせいにするなんて、

これ逃げているんですね。

 

依存症の本人は大きな爆弾を抱えています。

 

で、その爆弾を点火させるようなことを周りがやり続けているんです。

 

「私が彼を怒らせている」

って気付かない限り、何にも変わりません。

 

「お酒飲んでいるからこんなことが起きる。」って言うのは自由だけど、

それは、全部お酒と相手のせいにして、自分は何にもしないで、被害者意識です。

 

そういう人が次に考えるのは離婚か別居か、「まったくもう」って言いながら必要以上にお世話する自己犠牲か、泣きわめいてかわいそうな自分への自己憐憫です。

 

もうやめましょう。そのループは。

 

Noutiは結構時間かかりました。

 

何に時間がかかったかというと、アルコール依存症を批判する前に、

自分も十分クズみたいな人間だったということを認めるまでに、時間かかったんです。

 

お酒飲んでいないと言う理由だけで、依存症者に対して上から目線やめました。

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