アルコール依存症:Noutiブログ

脱アルコール依存症の病気:のうてぃ思考のNoutiブログ

今日1日だけ、依存症者の領域に踏み込まないこと!元アルコール依存妻のうてぃが、依存から自立へライフチェンジを目指す日々。自立して生きることを始めよう。Think Simple。

正解はない

Noutiって、いつもずっと『こうあるべき』っていうのを持っていました。
だから、すごく苦しかったです。


夫との関係において『こうあるべき』って思いと反することが起きた度に、
すごく苦しくなっていました。

その自分の感情が、

怒りとか、
悲しみとか、
やるせなさとか、
憎悪とか、
恥とか、
情けなさとか、

・・・

・・・

そんな感情になって出てきていました。

 

アルコール依存症の夫と関わっている時、
そんな感情が本当にジェットコースターのように、
絶えず繰り返し湧いてきて、

Noutiは、

死にたい
でも、生きる。
死にたい
でも、生きる。
っていうかもう相手に消えてもらいたい。
でも、そう考える自分最悪。
やっぱり死にたい
でも、生きる。

 

みたいなことをずっと繰り返していました。


本当に大げさでなくて「ずっと」です。

 

結局、その頃の自分は、常に『こうあるべき』を持ち続けていて、
持ち続けている以上は、「こうでない」日常の変化も当然起きるわけだから、
それに対応できず、負の感情のループを繰り返していたんだと思います。


結局は、他の何でもない自分の『こうあるべき』が一番自分を苦しめていたんです。
本当に、自虐行為だったんですね。

 

Noutiが『こうあるべき』を手放すまでには、随分と時間がかかりました。

80歳になった自分が、

当時のNoutiを見たら、きっと、
「何をやってるのよ‼︎もっと人生を楽しみなさい。」
と言うに違いないくらい、
本当に『こうあるべき』を大切にしていました。

 

誰かに、何かに縛られていたわけでも、囚われていたわけでもなく、
他でもない自分が、『こうあるべき』を大切に大切に温めていたんですね。
Nouti、随分と苦しかったです。

 

結局、
正解なんてない
んです。

 

自分は『こうあるべき』と思っていたことが、
100%いいか悪いか本当のところわからないんですね。

 

誰も未来を予測できないのに、
勝手に結論づけていることに無理があります。


そして、誰一人として同じ人間はいないのに、
自分の価値観を無理やり相手に押し付けていることに無理があります。

だから、Noutiの『こうあるべき』は時に合っているかもしれないし、
間違っているかもしれない・・・

 

それくらい本当は緩いものだったんです。

 

正解はない
んです。

 

正解と勝手に自分で「こうあるべき」にしていただけで、
正解はない
んです。

 

今日も、笑って生きましょう。

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