支配をやめる
Noutiって、すごい支配的だったから、夫でも、依存症じゃない他の家族に対しても、すごいコントロールしていました。
自分がコントロールしている最中って、もはや、支配が無意識で行われているから、自分の何が支配的なのか全然分からないんだよね。
何年も前に、夫に初めて、
「君はコントロールが強い。」
って言われた時、衝撃すぎて、
「えっ、何が?どこが?
」って、めちゃくちゃ頭に❓が浮かびました。
もはや人をコントロールすること、自分の思い通りにしようとすることが、空気みたいに、当たり前になっちゃっていたから、まさか自分が他人を支配してるなんて思いもしなかったのです。
Noutiはすごい自己中だったし、自分の壮大な理念だけ掲げで、あれしろ、これしろってすごく上からだったと思います。
Noutiが本当に支配的に生きるのをやめようと思ってから、今日に至るまでは相当長い年月でした。
今でも、まだまだ支配的な部分は残っています。ただ、自分で言うのも何ですが、随分と大らかにはなりました。
支配的に生きるのをやめよう!と思った時は、ほんの日常の些細なことから変えていくのがいいと思います。
たとえば、あなたが綺麗好きなら、
家族の誰かが、脱いだ靴を揃えなくてもよくない〜?って。スルーする。
味噌汁を注ぐときに、
家族の誰かが、裏漏れしてよっそていてもよくない〜?ってスルーする。
あなたがテレビ見ないなら、
家族の誰かが、一日中テレビ見ててもよくない〜?ってスルーする。
つまり、
何してもよくない〜?
というスタンスで、相手の自由を認めちゃうんです。
相手の自由を認めちゃうとすごい楽になります。
なぜなら、相手も自由だし、相手も自由だからこそ、
自分も自由に生きてよくない〜?
ってなれるからです。
相手に対して支配的だと、やっぱり自分も縛っちゃいます。
相手のことを管理しようとするほど、
管理する自分も管理しようとして、
もう苦しくなってきちゃうんです。
たから、相手は相手の人生なんだから、
好きなように生きていいでしょ〜って手放すんです。
お酒飲もうが、飲むまいが、どっちにしたって、相手の人生なんだから、自分の入る幕じゃないなってするんです。
そうすると、どんどん自由になってきます。
自分自身が。
そして、どんどん生きやすくなってきます。
というか、相手が何を選択しても、
どっちでもいいや〜^^って肝が座り始めるんですね。
ここまで来ると、随分と楽です。
結婚してようが、離婚ようが、
どっちでもいいや〜^^
休日に出かけようが、出かけまいが、
どっちでもいいや〜^^
お酒飲んでようが、飲まなかろうが、
どっちでもいいや〜^^
ってなってきます。
そうすると見張る必要もなくなるから、
不用意に相手のことも見なくなるんです。
支配しなくなるんです。
そうすると、互いの関係の中に自由が芽生え始めます。
自由の中にいると、信頼が育ち始めます。
信頼が育ち始めると、1人の人として尊重するって愛が生まれてきます。
支配をやめるって、すごい解放的な生き方です。