アルコールがなくなったら何のせい？

アルコール依存症の人って、
「アルコール」がなくなっても、
ちょっと面倒くさいところがあります。

夫は、几帳面です。
真面目です。
敏感です。 

敏感はアルコール依存症になる特徴にもよく出てきます。

アルコールがなくても、
元々、敏感なので、
敏感じゃない人にとっては、
「面倒くさ！！！！」
って思うことが沢山あります。

家族が飲んだくれの時、
怒りまくっていて、

断酒して、アルコール抜けているのに、
まだ怒りまくっているなら、

多分、あなたは、その人の性質そのものに
怒っています。

というより、その人の性質に我慢する自分に
怒っています。

多分合わないんだよね。

何が？と言うと、素のあなたと素の相手が。

で、

人って元々合わないの当たり前。

そういうの、譲るところは譲ったり、
理解するところは理解したり、
互いに尊重し合って生きていくの。

それが人間社会。

全員が素を丸出しにして、
人間関係うまくいくわけないから。

相手のいいなりになるわけでもないし、
自分だけが素を出し続けて、
好き勝手なことし続ける訳でもない。

だからって、相手の素をただ受け入れて、ただ我慢することもしない。

結局、元々持っている、気質なり、性格なりの、
ちょっと歪んだところが、
おかしい現実を生み出しちゃうんだから、
そういうところを直していく。

我慢するのをやめていく。
嘘に生きるのをやめていく。
自分が納得できないことで、
人に当たるのをやめていく。

お互いにね。

毎日の歩みで。

アルコールがなくなったら、
もうアルコールのせいにはできない。

！！！

何のせい？
ってなっちゃうから。

何のせい？の理由に困って、
ガミガミ言って、
やっぱりアルコールに戻るのはやめよう。