問題より大きくなる

大人になって、小学生の悩みを聞いたら、

「そんなの全然大丈夫よ〜」とか、

「そんなことで悩んでるなんて、まぁかわいい」っていうくらいの余裕があります。

アルコール依存症も同じだと思います。

問題より大きくなること、

これが解決法だなって思うんです。

 
問題より大きくなると、

動じない、

騒がない、

落ち着ける。

なんだか色々なことが平気になってきます。

じゃあ、問題より大きくなるためには、どうするのかといったら、
普段から問題より大きなことを考えるしかないと思うんです。

問題のことを、問題として一生懸命考えていたら、
いつまでも、アルコール依存症の妻、アルコール依存症の家族、
問題の渦中みたいになってしまいます。

でも、その先にあるもの、自分の人生で成し遂げたいこと、
目指しているもの、
大きな夢とか挑戦とか、こだわりとか、貫きたいこととか、
何でもいいけれど、とにかく問題より大きなものがあれば、

また問題に引き込まれそうになった時に、
見るべきものがちゃんとある。

問題の先にあることを見れる。

見るべきものがあれば、
問題に囚われなくて済むようになる。

あっ、こんなことに心を悩ませている暇はないんだって。
もっと大切なことに時間を使わなきゃって。

だんだんと問題が小さく見えてくる。

問題より自分が成長するとき、
どんどん大きな問題も処理できるようになるし、
小さな問題に動じなくなって、
やりたいことに向かって、
もっと人生が面白くなってくるじゃないかなと思います。

アルコール依存症は確かに大きな問題だけど、
もう、Noutiはめちゃくちゃでかい問題とか、
解決できない問題とか、
この世の終わりみたいな問題とか、
そういうふうに考えるのからは卒業しました。


そりゃ飲みたくなるよね〜

寝れないもんね〜

イライラすることもあるよね〜

結婚生活ってそうやって時に喧嘩しながら学んでいくんだよね〜

って、もっともっと達観できるようになりました。

あんまり、大げさに考えないんです。

問題より大きくなっていくことで、
自分の人生を少しずつ取り返しているように思います。