十分すぎるほど思っているから
アルコール依存症の家族で辛いのって、
私のことの苦しみわかっているのー!?
っていう心の叫びだと思うんです。
なんか想像してみて欲しいんだけど、
すごっく傷つけられた人とか、迷惑をかけられた人とか、ムカついた人とかをちょっと思い出して見てください。
そして、その人が、何にもあなたのこと気にせずに、微塵も考えずに、飲んで騒いで、馬鹿騒ぎしていたら、どう思う?
なんか、ちょっと、
う〜・・・ってなるよね!!!どうでもいい人ならともかく、そうでない人はなるよね。
ならない人はもうそれはそれですごい。Noutiはちょっとなります。
でも、同じことされて、すっごく傷つけられたり、迷惑かけられたり、ムカついた人が、実はその人もその人なりに、
やってしまった〜。どうして私こうなんだろう・・・。やばいわ私。
とかなんとか、何でもいいんだけど、自分でもちょっと反省していたり、自分がやってしまっていることに、それなりに思いを抱えていたり、悩んでいたりしていた!ってわかったら、少し気持ち変わらない?
何だろう・・・あの人もあの人で、色々あるんだ・・・っていうか、同情というか理解というか、少し赦せるようになる・・・と言うか。うまく表現できないけれど。
〜〜
アルコール依存症もこれと同じだと思うんです。
家族は、アルコール依存症に散々なことをされてきたと思います。
Noutiは別にそれらを肯定するつもりはサラサラないし、人を苦しめていいことなんて絶対にないと思います。
ただ、アルコール依存症は、もはやもうただ好きで飲んでるんじゃないっていう、やっぱり「アルコール依存症」になってしまったんだという、つまり、つまり、「病気になってしまっている」ってところの理解って、
本人もめちゃくちゃ自分がやっていること、情けなくて、クソみたいで、もうどうしようと思っているっていうことを、家族が理解できるかだと思うんです。
確かにムカつくことをもきっといっぱいあるだろうし、あなたに迷惑もきっと今日もかけているんだと思うけれど、
それでも本人は本人なりに、マジで自分ないって日々思っているんだ〜って。
Noutiはアルコール依存症になったこともないのに、こんなこと書いているけれど、アルコール依存症が、全然自分大好きになれていないことは、当たらずとも遠からずと思います。
十分すぎるほど、思っているから
十分すぎるほど、自分ないって思っているから
だから、もういかに「問題か」を教え続けるのをやめにしませんか。
いかに相手がヤバい人間かを伝え続けるのをやめにしませんか。
心の奥底に紛れ込んで、勇気がないために変われない本人だけど、
でも人は、いつも立ち上がりたいんだよね。本当は。
メンタル弱っすぎかもしれないけれど、「メンタル弱すぎ!!!!」って叫んだからって強くなるわけじゃないし。
自分から先に勇気を出して、好きなことやっていこう、挑戦していこうーです。
お互いに勇気を出し渋りして、責め合っているの、もうやめましょう。
わかる、ムカつくのはわかる。Noutiも死ぬほどこれと葛藤した。
でも、
十分すぎるほど、相手も自分クソだって、思っているから。
本当に。