後悔は無益
アルコール依存症者との数々のバトルの日々、決断の連続、それらを後悔することは、
全くの無益。
後悔って本当に、何一つ価値を生み出さない。
だから、もしあなたが今、後悔に時間を使っているなら、本当に無益なことをしているって気づいて。
「あの時、ああしなければよかった」
の文章になんの価値もない。
過去はどうにもできないし、不必要に自分を罰して、責めて、未来まで、真っ暗にする。それが後悔。
アルコール依存症の当事者だって、絶えず後悔している。だから、毎日が真っ暗で酒飲んでないとやってられない。
後悔って、誰も何もハッピーにならないこと。
後悔することが本当に無益で、自分の人生を最悪なものにするだけに役立つもの。
今、何を後悔している?
結婚、引っ越し、購入、子供、発言、仕事・・・・
様々な人生の過程の中で、様々な選択をしてきただけのこと。
その時その時は、ベストだと思うことをやってきた・・・ただそれだけのこと。
振り返って、ああしたほうがよかったかもこうしたほうがよかったもって思うなら、あなたは、別の視点が見えるようになったと言う意味において、ただ成長しているだけ。
でも、その別の視点がよかったかどうかはまた別の話だし、実際に選んでないから答えは永久にわからない。
完璧な人生なんて、この世には全く存在しないし、自分が完璧と思っている時点で、すでにそれは全然完璧じゃない。
頭でイメージした通りにならないからって、すぐに結論付けて、成功、失敗に振り分けて、後悔しまくって、時間を潰すのはもうやめよう。
後悔の代わりにできることは一つ。
今日を昨日よりより良いものにするために、集中すること。
過ぎた時間はもうおさらばしよう。