夜中の悪夢の対応
Noutiの夫は、
夜中に悪夢にうなされて、Noutiのことを叩くとか、軽いパンチとかするのがしばらく続いた時期がありました。
翌朝、夫に言うと、本人全く自覚なしで、一切記憶なしで、やってしまった事実に衝撃を受け、謝ってきます。
最初の頃は、自分が、この夫の悪夢の犠牲になっているという事実に、はらわたが煮え繰り返るほど、ムカついて、
攻撃し返したり、
寝る部屋を変えたり、
「やめて!」とか、「寝れない!」とか大きな声で怒ったりしてました。
でも、全くそんな行動は意味がないどころか、もっと悲惨な状況になりました。
意味のない、夜中の激しい喧嘩とかに繋がっただけでした…。
本人の無自覚なところで起きてることに対して、
まともに対応しようとしたり、
正面から向き合うは、本当に徒労です。
相手は完全に夢の中、
自分は現実世界
で、そもそも立ち位置が全然違うんですね。
だから、こういう時は、「仕方ない」ってやつです。
確かに瞬間はムカつくかもしれないけど、
真正面から取り組んだところで、
疲れるだけですから。
アルコール依存症は病気だから、一つ一つの相手の行動に対し、全て精算しよう、させよう(償わせよう)とすると、崩壊します。
大切なことは、我慢でも泣き寝入りでも、不毛な攻撃でもなく、
仕方ないこと
と
仕方あること(⇦この日本語変だけど)
をちゃんと判断して、効果的なものにはアプローチする・・・
そうでないものは、悔しいとかムカついたとか苦しいとかの個人的な感情は乗り越えて、水に流しちゃう・・・
かな。
なあなあにすることも意外と大切です。
Noutiは基本めちゃくちゃ真面目だし、全てのことに、説明とか理由とか求めてたから、結構苦労しました。
なあなあにできると、
時間が解決してくれて、
どうでもよくなることもあります。
流せるものは、そのまま流す・・・無駄な苦労はしない・・・
大切ですね。