「自分に比べて夫は…」っていう比較
自分に比べて夫は…
と思ってしまうのは、
人との比較
がなかなか抜け出せない証拠だなぁと思います。
Noutiは、劣等感が強かったし、ずっと比較して(されて)いたから、人と比較してしまう性格は、すごく深く根付いていました。
Noutiは以前、人と比べてしまう思いがすごく強くて、そういう時は、大抵、自分に自信がなかったり、焦りや不安が強い時でした。
人と比べる癖があるNoutiは当然、夫と自分も比べてしまってました。そして、アルコール依存症の夫との比較は、大抵の場合、
自分の優位性
を表しているだけでした。
Noutiの心の声は、
「私はこんなにしているのに、あなたはどうしてこうなのよ」
という思いがいつもあったなと思います。
シラフの自分と酔っ払いの相手の比較
そのものに全然意味がないのに、それでもしてしまうのは、
シラフ>酔っ払い
という、シラフのが酔っ払いより優れていると言う前提条件がもう頭の中にこびりついていたからだと思います。
でも、アルコール依存症は、酔っ払いになりたくて、なりたくて、なっているわけじゃなくて、できることなら、この病から抜け出したいんですね。
こんな比較をしている以上は、私も嫌な思いをして、随分と思考を無駄に使っていたなと思います。
自分の優位性を示すだけの比較は、自分がどれほど現状に惨めかを明らかにするだけでしたから。
私はシラフですが、よく自分を見たら、問題だらけです。
たまたま夫はアルコール依存症という問題を夫の問題のリストの1つに入っているだけです。
私はたまたま依存症のリストは持っていなかっただけ。
みんな、それぞれ問題を抱えています。その大小を比較したり、善悪を比較することは、愚かなことと心得て生きてます。